音声イコライザー参考設定

投稿日 by Hiro


現行のFreeDV1.4ベータ版では、音声処理が進化して、良くなってきていますので
必要の無い設定かも知れませんが、参考のために載せておきます。


送信音声が、裏返ったりしてしまうとレポートを受ける場合
音声ミキサーソフトを、FreeDVソフトの前に導入することで
かなり改善されます、ここではその方法を紹介します。
まずソフトの入手から、VB-Audio VoiceMeeter Bananaを導入します
※運用時はこのVoice Meeter Bananaを先に起動して
その後からFreeDVのソフトを立ち上げます。
このソフトは、無料で使うことが出来ますが
寄付をすることが出来る、ドネーションウェアといわれるソフトです。

下記リンクをクリック
VB-Audio VoiceMeeter Banana

上の図にあるようにどちらを選んだら
わからなければ、下側のEXE fileをクリックしてダウンロード
インストールと進んで下さい

Voicemeeter Bananaの起動 ①をクリックして起動 
スタートメニュー タスクバーに組み込んでおくと便利です

下の画面が現れます

上記の画像のそれぞれの数値
左側Comp Gateの数値は最適化後の数値です
これを基準に調整して下さい

設定は
今使っている人側マイク入力の場所ヘッドセットマイク またはUSBヘッドセットマイク
B1 B2をクリックしてセットこの条件にダイヤルを回してセツト
MONOをクリックしてセット
B1 B2をクリックしてセット
ヘッドセットマイクからレベルが立ち上がるのを確認
EQを、マウス左クリックでそれぞれ点灯させて、共に右クリックで下の画面

①をクリックして
②のダイヤルを回し550Hz付近にセット
③のようになっていればOK
受信変調を、モニタして頂いてカットする周波数を
調整すると良いと思います。

上記の画像を追加しました
受信局にモニターしてもらいながらレベル
イコライザーの低域調整をして下さい

FreeDVのソフトを立ち上げて
Tools>Audio Configsと進み
下の図Raceve側は、今まで通りの設定
無線機側サウンドデバイスマイク > 運用者側ヘッドセットスピーカー

※変更部分Trancemit側 From Microphone 
VoiceMeeter Output MME側
 VoiceMeeter Aux Output MME側どちらに設定しても使えると思います。

下側は従来通りTo Radio無線機側のサウンドデバイスをセット

パソコンのマイクのプロパティから
レベル マイクブーストを+10dB程度にセット

上の画面をOKで閉じて
送信テスト
送信機出力を最小にして
PTTを押してマイクから音声を入力
下の図のように波形が出ればOKです
通常の運用時には送信出力を元の状態にして下さい