FreeDV運用ガイド

オープンソースによるデジタル音声通信

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日本FreeDV同好会について

投稿日 by Hiro

日本FreeDV同好会を立ち上げることにしました
会の目的として
1. 営利を目的としないで、アマチュア無線の健全な発展を図り、
会員相互の友好を増進し、あわせて無線科学の向上と発展に貢献すること
2. 事業として
(1) FreeDVモードの普及のための催事への出展
(2) FreeDVモードのための研究 運用サポート
(3) その他、本社団の目的達成に必要な事業

会の運営については催事に向けての必要な金額を
予算化して寄付を募るものとし
一口1000円と定め必要以上に集めることはしない
定款にはありませんが
予定していた事業が終わり決算が確定し、剰余金が
発生した場合の扱いは、基本的にFreeDV開発元へ寄付を
することを考えています。

入会 参加を希望する方は
こちらのアドレスまで空メールを送信してください

doukoukai_main-apply@freedv.info
上手くいかないときは、上記のアドレスに
空メールをお願いします。
登録をされる際、
使われるアドレスは マイクロソフトの 
hotmail outlookは配信エラーが発生しています、

空メールを送られると登録完了のメールが届きます
届かないときはメールアドレスを変更されて試みてください。

自動入会用メールアドレス宛に空メールを送信していただくことで、
送信元のメールアドレスを自動的にメンバー登録することができます。

登録をされましたら、自己紹介 コールサイン お名前
居住地 県名 市までで構いませんのでメールをしてください

自己紹介メールが48時間以内に送信されない場合は

登録されたメールアドレスは削除します。

メールリンクについては、設定などに付いての
疑問点などの投稿、ハムフェアなどの催事の打ち合わせ
に使われる事を想定しています。



Ubuntu からのクロスコンパイルの方法について

投稿日 by Hiro

UbuntuからWindows版への実行ファイル作成について
基本的に、このサイトの手順
https://github.com/drowe67/freedv-guiの中の
Building for Windowsの手順になります。
前提条件として
CMake >= 3.25.0Linux(Ubuntu 22.04でテスト済み)

インストーラー生成のためのNSIS(例:sudo apt install nsis Ubuntuの場合)
sudo apt install nsis をやっておいてください

ビルドのための手順
LLVM MinGWは
https://github.com/mstorsjo/llvm-mingw/releases/からダウンロードできます。
ダウンロードするファイルは
llvm-mingw-20260311-ucrt-ubuntu-22.04-x86_64.tar.xz
通常は、ダウンロードフォルダーにダウンロードされるので
展開しておいてください
FreeDV クロスコンパイル:

ツールチェーンの配置(初回のみ)
ダウンロードした LLVM-MinGW を、開発用フォルダへ移動し、名前を扱いやすく整理します。

Bash コマンドです

ダウンロードしたフォルダを、FreeDVの作業ディレクトリ配下へ移動

mv ~/ダウンロード/llvm-mingw-20260311-ucrt-ubuntu-22.04-x86_64 ~/freedv-rade/freedv-gui/cross-compile/llvm-mingw-toolchain

コンパイラへの「道(PATH)」を通す
ターミナルを起動するたびに、このコマンドで「LLVMを動かせる状態」にします。

Bashコマンドコピーしてください

export PATH=~/freedv-rade/freedv-gui/cross-compile/llvm-mingw-toolchain/bin:$PATH
動作確認: x86_64-w64-mingw32-clang –version を打って、エラーが出なければOKです。
clang – -version – – clang と versionの間 -- と入っていないとエラーになります。

ビルド環境の初期化
Bash 1行ずつ実行

cd ~/freedv-rade/freedv-gui/
mkdir -p build_windows
cd build_windows

以前の失敗データが残っていると邪魔なので、一度空にする

rm -rf *

CMakeの実行(設定)
Bash

cmake -DCMAKE_TOOLCHAIN_FILE=../cross-compile/freedv-mingw-llvm-x86_64.cmake ..

コンパイルとパッケージ作成
Bash

全コアを使ってビルド

make -j$(nproc)

成功したらWindows用インストーラーを作成

make package
これで /home/hiro/freedv-rade/freedv-gui/build_windowsの
中にWindows 実行ファイルが作成されます。
このファイルは、個人的な使用にとどめておいてください。
再配布は特別な事象が無い限りしないでください。
手順として公開はしていますが、トラブルなどに関しての責任
上手くいかない等のサポートは、しませんので、この点をよく理解された上で
実行をするようにしてください。
マイナービルドの使用に関しては自己責任でお願いします。



RADEモードの開発と運用の注意点について

投稿日 by Hiro

2025年11月にDavid Rowe氏より資料を頂きました
それを元に書いています。

RADEの設計とトレーニングは、どのようにされているのか
簡単に説明をしていきます。RADE開発者デービット氏は
以前は音声デジタル処理システムを設計していました。
RADEモードで使われているML(機械学習)では
ニューラルネットワークのトレーニングに重点が置かれています
(ニューラルネットワークとは、人間の脳の神経回路を模倣した、
コンピューターの学習手法です。)
AM受信機の例を考えてみましょう
機械学習を使って検出器を構築しましょう

通常の信号の処理手順は画像_1のようになります、
ダイオードは検出器(検波器)です。

通常の信号の処理手順は上の図のようになります、
ダイオードは検出器(検波器)です。

同じ事を機械学習(ML)で処理を始めようとする場合は上の図のようになります。
1)訓練されていないニューラルネットワークからトレーニングを始める
2)トレーニングのための資料を集める
3)入力された信号と望ましい出力の多くのサンプルを集め
4)望ましい出⼒に一致するようにネットワークをトレーニングする(学習させる)

時々、何かをデザインする最良の方法が分からないことがあります
現実世界の問題は複雑であり、完璧な設計は存在しない
しかし、成功とはどのようなものか(どのように聞こえるか)はよくわかっている。
だから私たちはシステムをブラックボックスとして扱うのです
私たちが見たいものの例を示し、訓練する
MLは多くのアプリケーションのパフォーマンスに段階的な変化を
もたらしました、音声合成と圧縮を含む分野でJean‑Marc Valin 氏
(およびチーム) ‑ インターネット アプリケーション用の
音声圧縮アイデア: 無線伝送上のノイズの多い信号に
適用できるか?の問いかけにJean‑Marc氏は簡単な概念に
よりモデムを使った実用的なHF音声システムを開発しました。
開発にあたって世界中のハムがクラウドソーシングでテストを
手伝ってくれました。Mooneer SalemはRADEを
FreeDV GUIアプリケーションと統合しました。

上の画像は700Dモード等に使われているCODEC2の信号処理の流れです。

上の画像は、同期のために ML を含む従来の RADE V1 DSP モデム
エンコーダは特徴量を取得し、伝送路経由で送信するシンボルを
生成します。デコーダーはシンボルを受け取り、特徴を生成する、
これらはML合成装置に送られ、高品質の音声を生成する。
200時間の音声トレーニングで、ノイズとHF伝送路によって
劣化した音声情報(デジタル音声)から良好な音声を生成
することが出来るように。同期のために機械学習を組み込んだ
従来のDSPモデムをRADE V1で使用しています。
RADEV1は、デジタル信号処理(DSP)と機械学習(ML)を
組み合わせたハイブリッド設計です。つまり、信号処理の一部
(タイミング推定、イコライゼーション、アクイジションなど)は
従来のDSP技術を用いて行い、コアとなる符号化と復号化はMLを用いて行います。

RADE V2では、すべての信号処理をMLで行う可能性を検討しています。
これは全く新しい試みであり、研究開発の手間と、一定のリスクを伴います。
現在の状況としては、保存ファイルを用いた無線伝送テストを実施し、
RADE V2のいくつかの主要な機能を確認しています。

上の図RADE V2はプロトタイプ受信機のブロック図です。
RADE_V2はRADE V2での処理プロセスを表しています。
最初のRADE V2無線テスト、さらに慎重な開発を経て、
ついにRADE V2の「スモークテスト」版を無線で
テストできる段階に到達しました。このテストの目的は、
RADE V2用に開発した多くの新しい技術が連携して、
実際の無線チャネルで音声を送信できるかどうかを
確認することでした。パフォーマンステストではないため、
最後の1dBのパフォーマンスを追求することはありませんでした。
多くの新しい技術が採用されているため、実際の無線チャネルで
動作するだけで十分です。
音声を10秒間サンプルとして採取し、SNR測定用の1KHz信号と、
SSB、RADE V1、RADE V2でエンコードした自分の音声を収録した
ファイルを生成しました。2025年8月8日、このファイルを
約100km離れたKiwiSDRへ、40mの近距離垂直入射(NVIS)チャネル
(フェージングが顕著)を経由して送信しました。
少し驚いたことに、RADE V2 プロトタイプは最初から動作しました。
MLを用いて、HFチャネルからの位相歪み、微細な周波数オフセット、
および小さなタイミングオフセットを処理(通常は従来のDSPで行う処理)。
RADE V2の信号としての特徴

  • パイロット信号やユニークワードシンボルを使用しないため、
    消費電力を削減し、感度を向上。
  • 約40msの低遅延フレーム(堅牢なデジタル音声としては
    非常に低遅延であり、迅速なPTT切り替えと高速同期をサポート)。
  • 800Hzの99%電力占有帯域幅(SSBの3倍の帯域幅効率)。
    受信側も帯域幅を狭めて運用することが可能となり、
    受信感度を実質的に向上させての運用が可能になります。
    管理人の注釈
    このモードが実装されたバージョンでは日本国内においての
    10MHz運用でのイコライザーAPOを使用しないで運用
    することができるようになる
  • 市販のSSB無線フィルタを通して3dBのPAPR終段の電力効率)
    (OFDMとしては非常に良好であり、SSBと比較しても優れており、
    さらに改善できる可能性があります)

以下は受信信号のスペクトラム(左から右への時間の流れ)です。

注)チャープは1KHzのトーン信号
左縦軸は無線機のSSB帯域幅
左からトーン信号 SSB音声 RADEV1
一番右がRADEV2の信号分布
V2信号(右端)がいかに狭く、帯域外エネルギーが急速に
減少しているかが分かります。また、V2信号は「明るく」見えます。
波形が狭いということは、より狭い帯域幅に多くの電力が
詰め込まれていることを意味します。フェージングは​​V1信号と
V2信号の両方で非常に顕著です。縞模様に見えているのはフェージングがあるということです。
以下はデコード後の受信音声サンプルです。
David Rowe氏自身の音声
https://freedv.info/wp-content/uploads/2025/11/lsb_ssb.wav

SSB

https://freedv.info/wp-content/uploads/2025/11/lsb_rade1.wav
デコードされたRADE V1

https://freedv.info/wp-content/uploads/2025/11/lsb_rade2.wav
デコードされたRADE V2

デコードされたV2の音声は、RADE V1とほぼ同じように聞こえます
(SSBよりも良い音質です)。これが、この「機能的」テストで
目指していたことです。現実世界のHFチャネルは常に進化しているため、
たとえ時間的に近接した2つの信号であっても、微細な違いを
認識するのは難しい場合があります。例えば、スペクトラムから、
サンプル内の異なるポイントでフェードが発生していることがわかります。
今のところはこれで問題ありません。

その後の送信で、V2プロトタイプにいくつかの問題があることが
確認できました(メトリクスを観察することでも確認できました)。
これは予想通りで、この粗削りなV2プロトタイプをできるだけ早く
送信して機能テストを行うために、いくつか手抜きをしました。
RADE V2の多くの革新的な技術が実際に機能することがわかったので、
各サブシステムを慎重に調整してパフォーマンスを
最適化する作業を開始できます。
今後はMLによるフレーム同期と高精度タイミング
(通常は従来のDSPで行う処理、パイロット信号/ユニークワード
なしの低オーバーヘッド動作をサポート)。

RADE V1(および他のほとんどのモデム)と比較して、
従来のDSPコードが非常に少ない。
音声品質の目標は、RADE V1と同等以上です。感度の目標は、
RADE V1よりも2~3dB優れています。

下の画像は、RADE V1、RADE V2、およびSSBを比較したものです。

PAPRが改善されていることに対して、管理人の注釈です。
様々なご意見があるとは思いますが。
同じ電力を運用するにあたり、少ない電力で必要な出力を得ることが
出来るということを意味していると考えています。
出そうと思えば出せてしまうものを、最大限の出力を出しての運用を
奨励しているわけではありません、あくまでも、それぞれの局の無線設備
で定められた範囲、FreeDVでは常にPEP電力を監視しながらの運用が
求められるものと認識をしています。
通信において、必要最低限の電力での運用をという考えです。
らず
redpitayaで遊ぶ を管理されているJS1MAV 堤様より計測結果が
入ってきました

RADEのPARP規定の引き上げ(<0.8dBから4.5dBぐらい)とこの実践的確認
https://playredpitaya.blogspot.com/2026/01/radeparpbdb.html

合わせて参考にされてください。



FreeDV Ver2.2.0のログ連携について

投稿日 by Hiro

FreeDV 2.2.0のバージョンよりログソフトの連携が
出来るようになりました
ここでは、KLogというフリーソフトを利用した連携について説明を
していきたいと思います。
KLogを私自身も使い始めて日が浅いため、少し違う点もあるかと
思いますが、その場合は、ご指摘ください。

Ver2.2.0から実装されたログとの連携について
インストール時に付属しているユーザーズマニュアルの中で
FreeDV は、WSJT-X ログ プロトコルをサポートする
外部ログ ユーティリティ (KLog など) との統合を
サポートするようになりました

デフォルトでは、パケットが “localhost” (127.0.0.1) ポート 2237 に送信されますが、
ログ コンピュータがネットワーク上の別の場所にある場合は変更できます。
FreeDV がコール サインをデコードすると、メイン ウィンドウの
下部にあるドロップダウン リストに表示されます。
このコンタクト (またはアプリケーションが受信した他のコンタクト) を
ログに記録するには、リストからそのコール サインを選択し、
ウィンドウの左側にある [QSO をログに記録] ボタンをクリックします。
次に、コンタクトに関する追加情報を入力するための
ダイアログ ボックスが表示されます。[OK] ボタンをクリックすると、
この情報がログ ツールに送信されます

上の画像を見てください
この手順について説明をしていきます。
まず先ほどのTools からOptions Reporting
タブの中のEnable QSO Loggingを有効にして
Appy またはOKとします。

次にKlogをダウンロードしていきます。
サイトの検索では怪しげなサイトが出てきますので
githubから
https://github.com/ea4k/klog/releases/tag/2.4.2
Klogダウンロード
KLogのサイトの下の方

上の画像のように表示されていますので
Windows版ではKLog-2.4.2_win64.exeを
ダウンロードして、管理者として実行とします。

インストールの際、セキュリティーソフトの
警告が出ることがありますのでインストール 
初回起動時は落ち着いてメモを取りながら
作業を進めてください。
指示に従ってインストールをしてください。
スタートから すべての中にKlogはあります。
タスクバーにピン留めして起動できるように
準備します。フォルダーの場所は
“C:\Program Files\KLog”の中にあります
アンインストールが必要になったときも、
アンインストール用のプログラムが中にあります。

インストールが終わりプログラムを起動して
ファイルから設定を選択

ユーザー情報を入力、OKとして
その後WSJT-Xのタブに移動して、右側に隠れていますので
タブを広げて探してください

ネットワークインターフェイスについては、デフォルトのままで
下のWSJT-Xに関してのクリックを全て有効にしてOKとします。

Windowsの場合、KLog起動時 初回にネットワークアクセスの許可を
求めてくることがありますので許可として
KLogを最小化した状態で、FreeDV2.2.0を立ち上げてスタートさせます。
FreeDVの信号を受信していると一番下のタブにコールサインが表示され

右端のvをクリックすると情報が移され

FreeDVソフトのLogging の下にあるLog QSOを
クリックしてOKとするとKLogに送られて

Tubo HamlogへはADIFでのエクスポートを選択すると
任意の場所にファイルを置くことが出来ます。
私の場合は
“C:\Users\ユーザー名\klog”
“C:\Users\hirka\klog\20260117-0933-klogbackup.adi”
となっていました
ADIFファイルの保存は任意に指定できます。
Ubuntu版については、後日記述します。
何かありましたらメールをしてください

FD Linker をバージョンアップしました 

本ソフトは Turbo Hamlog の API HAMLOG50.dll の仕様を参照し、
各欄への文字入力や Call 欄での Enter 処理を利用して
Turbo Hamlog の登録情報を表示する機能を実装しています。
API 仕様を公開し、開発の機会を提供してくださった
Turbo Hamlog 開発者 JG1MOU 浜田様 に、
心より御礼申し上げます。
また、本開発を進めるにあたり技術的な助言を
いただいた JA4JOE 尾中様 にも、深く感謝申し上げます。
ダウンロードはこのページの下の方にリンクを張っています。

本ソフト『FD_Linker』は個人が開発した 未署名の実行ファイル のため、
ダウンロード時や実行時に Windows Defender や一部ブラウザから
「不審なプログラム」「トロイの木馬」などの警告が表示される場合があります。
これは以下の技術的理由による 誤検知 であり、危険性を示すものではありません。

2026.4.2現在 セキュリティースキャンサイトでの、誤検知が出ています。
ウィルスバスターでのスキャンでは、問題のないことを確認していますが
Windows Defender等のソフトでは除外設定をされて使うことをお薦めします
安全なソフトとして扱ってもらうための申請は、出してあります。

■ 安全性について
FD_Linker は JH0PCF が 1 からコードを書き上げた
約 600KB の純粋な単体ツール であり、
余計なライブラリや外部通信機能は含まれていません。
VirusTotal での検知も、ほとんどが
「未署名ゆえの形式的な警告」 であることを確認しています。

※今回のバージョンアップの内容

1.重複起動の防止
FD Linkerの重複起動を防止する機能を追加
先に起動している時は、あとから起動したFD Linkerはメッセージを
出して、終了するように促します。
2.ハムログの自動起動
Config.txtに選択をするようにしていますが
ハムログのパスを指定して、自動起動を出来るようにしています。
3.ハムログへのオートセーブ機能を追加しています。
これもConfig.txtを見て設定してください。
4.コールサイン GLの判別強化
5.学習機能の追加
  learn.txtに解析で得られたデータの位置を記憶させて
 次回の解析の参考にするようにしています。
6.FreeDV 2.3.0のSNR情報のハムログ出力に向けた
 コードの準備、今回の版では上手く機能していません

インストールは不要でCUIで動作します。
フォルダー内の実行ファイルで動作します。

FD Linker Ver2.1.9はこちらから

私の想定していない不具合もあるかもしれません
次期バージョンはFreeDV 2.3.0のハムログへの
SNR出力を出来るものを用意しています。



ハムフェア2025について

投稿日 by Hiro

2025年8月23日(土)から24日(日)に
東京都の有明GYM-EXで開催されるハムフェア2025で
JARL 東京都支部ブースの一角にFreeDV体験コーナーを
設置させていただけることになりました。
実演のブースはD17になります
会場入り口から入って、右手奥 サテライトステージの
隣の左側のコーナーになります。
会場では、音質の良いRADEモードの実演と共に
設定についてのパネル展示 設定についての相談等も
スタッフが対応していますので、大勢の皆様の来場を
お待ちしています。

また8月24日(日)13時よりFreeDVの魅力と実践を
テーマとしてメインステージでの講演も予定しています。

 



10MHz帯 占有帯域幅 2kHzに対しての問題提起

投稿日 by TakeTutumi

この記事は、10MHzでのデジタルモードの占有帯域幅に対しての問題提起です。
現状で占有帯域幅を2KHzを超えて運用することを推奨しているわけでありません

FreeDVの新モードRADEは2つの深層機械学習を採用して従来のモードに比べて
良好な音質で好評であるが、現状利用可能な暫定版は内蔵送信フィルターを
省略してできるだけPAPR(ピーク対平均電力比)を小さくしている
ということで占有帯域幅は本体無線機のフィルター規格値3kHzに
なってしまう。このことは無線設備規則上問題ないが、
JARLバンドプランが10MHz帯だけは2kHz以下となっている
現状からこれに対処するために付属装置に付加的な
送信フィルターを追加する検討が進められておりこの成果は
JH0PCFさんの本サイトの記載とCQ ham radio QEX No.54の
「FreeDV最新ガイド」のなかで詳しく紹介されている。

しかしながらIARUのバンドプランのデジタル音声モードの
占有帯域幅は全バンドでアナログSSBと同じく3kHzである。
10MHz帯に限ってはSSBの運用自体が
一般的に認められていない中でアマチュア人口の
比較的少ないことを理由に豪州とニュージーランドなどの
南半球では3kHz幅のSSBの運用を認めている。
以上からJARLのバンドプランの中途半端な2kHz規定に
技術的妥当性と国際的な認知度と将来性はあるのか
そしてこれは新たな「ガラパゴス規定」の典型ではないかと
以前から危惧していた。

たしかにRADEだけを考えると局所的な問題として技術的に
回避して片付けられなくもないが、RADEとは異なる
新たなデジタル音声技術の今後に大きな制限を与える懸念から
本質的な解決を総務省とJARLに指摘しなければ
将来にツケを回すと思っている

今後技術的な進歩を進めていくであろう
アマチュア無線におけるデジタルモード。
10MHzを14MHzのサブバンド的に
日頃から利用されている諸兄の大所高所からの
ご意見を伺いたいと思い小生の考えをここに記載した。
以上
FreeDVを運用されている皆様のご意見を
お聞きする機会にしていたくて書いています

様々な意見を頂きたく思いますので
こちらまでメールをお願いします



FreeDV GUIの機能について

投稿日 by Hiro

ToolsからOptionと進み開きます。
Reportingと進み自局の情報を入力

自局のコールサイン Grid Square/Locater
Report PSK… Report FreeDV Repo…にチェックをいれOKとします。
Report to PSK Reporter と Report to FreeDV Reporter両方にクリックを
入れることで、自局の運用状態を他局に知らせる事が出来て、他局からも
呼ばれやすくなります。これをしておかないと藪から蛇状態と
なりますので必ず設定をするようにしましょう。また運用の
際は、Tools>FreeDV reporterを開いて運用すると様々な情報を得ることが
出来ます。

FreeDV reporterについては
https://freedv.info/3332/ に詳しく書いています。
次にRig Controlに進みます

PTT Options
Enable Space Key for PTTにクリック
キーボードのスペースキーをPTTの操作に使うことができる
・Frequency/Mode control Options
このオプションを有効にしたときは。スタートボタンを押すと
周波数によるモード変更周波数変更が起こります。
Use USB/LSB instead of DIGU/DIGLにクリックがあると
USBモード・LSBモード無いDIGL・DIGU(DATA)のモードに

手動設定でモード設定をするときは
Enable Frequancy changes onlyこれを有効にすると
これは、FreeDV GUI右下の
Report Freq.(kHz)の周波数が送信時に 無線機にセットされる設定です

No frequency or mode changes
ここをクリックしておくと周波数の変更、モード変更を全て手動で
行うことが出来て、FreeDVソフト側からの無線機のモード、周波数は変更する
制御は行われません、Predefined Frequenciesからの周波数変更は反映されません

USE USB/LSB insterd of DIGU/DIGLのコントロールも無効になります。
先ほども説明しましたが

USE USB/LSB insterd of DIGU/DIGL
※運用時DATAモードを使用しないで、
通常のLSB/USBモードを使用する場合は、「DIGU/DIGL の代わりに USB/LSB を使用する」 
上の画像のようにクリックを入れて運用します。好みにもよりますが

Tools>Options>Modemの設定
ここでの設定はデフォルトのままでよいのですが、
運用に関係する点はclippingのチェックをしておくと700Dモードで
通常のSSBモードでのコンプレッサー効果のように、
少し送信出力を稼ぐことが出来ます、その分受信側のSNRが
悪くなるとレポートをもらうことがあります。
レポートをもらいながら状況に応じて使い分けてください。

Voice keyerの設定を説明します。
ヘッドセットで音声を録音できるように
マイクを準備しておきます。

Startボタンを押してVoice Keyerの上で
マウスを右クリックすると、画像のような表示が現れます、
Record new voice KeyerFile をクリックすると録音した
ファイルの保存先フォルダーが表示され
任意のファイル名を設定して保存をすると
録音が開始されCQ コールサインなどを
話してvoicekeyerボタンを押すと録音が停止されます。
通常はこの設定で行くことが出来ると思います。

設定が終わるとvoicekeykerのボタンに、ファイル名が表示され
CWでいうところのキーヤーの音声版になります。

上の画像のFilter設定について
Tools>Filterを開き画像17のような画面を開きます。
Mic Audio Pre-Processing のSpeex Noise Suppressionと700C/700D/700E
800XA Auto EQにチェックの意味について、ノイズ抑制 Speex プリ
プロセッサを使用して、マイク信号のノイズ抑制、残響除去、AGC を有効に
します700C/700D 自動 EQ FreeDV700C および FreeDV 700D コーデック
入力オーディオの自動イコライゼーション自動 EQ (自動イコライゼーション) は、
入力音声スペクトルを音声コーデックに最も合うように調整しています。
これにより、不快な低音アーティファクト(声の裏返り ケロケロ音)が除去され、
コーデック音声が理解しやすくなる機能です。
RADEモードも音質が良いので、
特段Filter設定をする必要は無いと思われますが必要に応じてFilterを
Enable(有効)として無線機の送信出力を最小にして、Start状態のまま
PTTの上で右クリック 下の画像

Monitor transmitted audioをクリックしてヘッドセットを装着(セット) して
PTTを右クリックするとPTTの上にMonitor transmitted audio にクリックが
ついた状態になります、PTTを押して送信状態にするとマイクから発話した
音声がループバックをしてヘッドセットスピーカーから聞こえてきます。
Filter設定で少しだけ高音域を上げてみる等モニターをしながら音を作って
みるのも 了解度を上げる手法として挑戦してみるのも良いでしょう

FreeDV に新モード(RADE) 驚異の音質のよさ : JE3PRM のblog

オーディオ設定について書かれている方の情報がありました
リンクを張っておきます。 JA1KIHさんのサイト

OmniRig にシリアル PTT を有効にします。(PR  #619 )
OmniRigのセットアップについては、ここでの説明は割愛します。
こちらのリンクを参考にしてください
https://bunpro.shop/omni-rig-setup

Icom IC7300のPTTコントロール設定参考情報については
向島ポンポコ日記JA4JOEさんのページを参考にしてください
https://ja4joe.livedoor.blog/archives/13177378.html
FT991Aの設定についても書かれています。
https://ja4joe.livedoor.blog/archives/28020735.html
Icom IC7100の設定については
FreeDVをやってみよう のサイトを参考にしてください。
https://todo.vc/anotherdecade/2022/20221005_freedv 



FreeDV Reporterについて

投稿日 by Hiro

FreeDV Reporterに自局の情報を伝えるためには
Tools>Options>Reportingの各種情報を入れる必要が
あります。

Enable Reporting CallSign Grid Locater FT8と同じように
情報を入れて
Report to PSK Reporter と Report to FreeDV Reporter両方に
クリックを入れることで、自局の運用状態を他局に知らせる事が
出来て、他局からも呼ばれやすくなります。
これをしておかないと藪から蛇状態となりますので必ず
設定をするようにしましょう。
FreeDV には、ツール – オプション (レポート タブ内) で
オプションを有効にし、コールサインと Maidenhead
グリッド スクエアを指定することにより、
FreeDV 信号レポートをさまざまなオンライン
スポッティング サービスに送信する機能があります。

全体像 少し小さいのですが、赤いラインは送信中、
送信局と同じ周波数にいる場合、青いラインは
送信されている局と交信可能なSNRであることを示しています。

この画像の時間軸はFreeDV Repoterと違いますが、PSK reporterで
using Mode選択をFREEDVとしてover the last15minutesとして
日本国内を見てみるとアクティブな局の距離関係を見ることが出来ます。

FreeDV Reporterに表示されている情報について
説明をしなくても分かるとは思いますが
Callsign コールサイン  Locater グリッドケーター Kmは、自局との距離
Hdg 調べてみます Version は使われているバージョン

MHzの周波数は、メイン ウィンドウの [レポート周波数]
これはキロヘルツ (kHz) またはメガヘルツ (MHz) の
いずれかで ([ツール] -> [オプション] -> [リグ コントロール] に
移動して [kHz での周波数入力] をオンまたはオフにすることで設定可能)、
Hamlib サポートも有効になっている場合は、この周波数は無線機の
現在の VFO と自動的に同期されます
(つまり、アプリケーションで周波数が変更されると、
無線機の周波数も変更されます)。

Modeは運用しいるモード Statusは送信 受信の状態を表し
Msgは Message欄にメッセージを入れてSend ボタンを押すと
自局の情報に反映されます。UTF-8対応となり日本語入力も可能に
これを使って簡易的なチャットも、できるようになっています。
Last TXは最後に送信操作を行った時間

SNR はSNR(エスエヌアール)とは、Signal to Noise Ratioの略で、
信号対雑音比を意味します。信号の強度とノイズの強度の比率を表し、
通信や音声、画像などの品質を評価する際に使用されます。
実際の無線機の信号の強さSメーターの値とは別で
Sメーターの値が1程度であっても、SNRが取れる RADEモードの
場合は最小SNRが -2程度なら100%の了解度とまではいきませんが
交信可能なレベルとなっています。

Last Updateは最後に自局の各種情報 受信 周波数などの情報を
レポートした時間になります。
 RADE V1を実装したバージョンから受信信号は、1 秒に 1 回、
FreeDV Reporter (コールサインなし) に報告されるようになりました。
コールサインが受信されると (送信の終了時)、
コールサインは FreeDV Reporter と PSK Reporter の両方に報告されます。

レポーターのラインがピンク色になるときは、テキストメッセージを
送信した瞬間から数秒間変わったままになります。
テキストメッセージは、Clearボタンを押すことで消去を
することが出来ます。

Request QSYは、FreeDVをスタートした状態で、QSYをして欲しい相手の上に
マウスを合わせて右クリックした状態でRequest QSYを押すと相手の画面に
QSYのリクエストが届くようになっています。この機能は、悪用 つきまといの
手段にはしないで下さい。




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