FreeDV運用ガイド

オープンソースによるデジタル音声通信

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freedv レポーター

FreeDV Reporterについて

投稿日 by Hiro

FreeDV Reporterに自局の情報を伝えるためには
Tools>Options>Reportingの各種情報を入れる必要が
あります。

Enable Reporting CallSign Grid Locater FT8と同じように
情報を入れて
Report to PSK Reporter と Report to FreeDV Reporter両方に
クリックを入れることで、自局の運用状態を他局に知らせる事が
出来て、他局からも呼ばれやすくなります。
これをしておかないと藪から蛇状態となりますので必ず
設定をするようにしましょう。
FreeDV には、ツール – オプション (レポート タブ内) で
オプションを有効にし、コールサインと Maidenhead
グリッド スクエアを指定することにより、
FreeDV 信号レポートをさまざまなオンライン
スポッティング サービスに送信する機能があります。

全体像 少し小さいのですが、赤いラインは送信中、
送信局と同じ周波数にいる場合、青いラインは
送信されている局と交信可能なSNRであることを示しています。

この画像の時間軸はFreeDV Repoterと違いますが、PSK reporterで
using Mode選択をFREEDVとしてover the last15minutesとして
日本国内を見てみるとアクティブな局の距離関係を見ることが出来ます。

FreeDV Reporterに表示されている情報について
説明をしなくても分かるとは思いますが
Callsign コールサイン  Locater グリッドケーター Kmは、自局との距離
Hdg 調べてみます Version は使われているバージョン

MHzの周波数は、メイン ウィンドウの [レポート周波数]
これはキロヘルツ (kHz) またはメガヘルツ (MHz) の
いずれかで ([ツール] -> [オプション] -> [リグ コントロール] に
移動して [kHz での周波数入力] をオンまたはオフにすることで設定可能)、
Hamlib サポートも有効になっている場合は、この周波数は無線機の
現在の VFO と自動的に同期されます
(つまり、アプリケーションで周波数が変更されると、
無線機の周波数も変更されます)。

Modeは運用しいるモード Statusは送信 受信の状態を表し
Msgは Message欄にメッセージを入れてSend ボタンを押すと
自局の情報に反映されます。UTF-8対応となり日本語入力も可能に
これを使って簡易的なチャットも、できるようになっています。
Last TXは最後に送信操作を行った時間

SNR はSNR(エスエヌアール)とは、Signal to Noise Ratioの略で、
信号対雑音比を意味します。信号の強度とノイズの強度の比率を表し、
通信や音声、画像などの品質を評価する際に使用されます。
実際の無線機の信号の強さSメーターの値とは別で
Sメーターの値が1程度であっても、SNRが取れる RADEモードの
場合は最小SNRが -2程度なら100%の了解度とまではいきませんが
交信可能なレベルとなっています。

Last Updateは最後に自局の各種情報 受信 周波数などの情報を
レポートした時間になります。
 RADE V1を実装したバージョンから受信信号は、1 秒に 1 回、
FreeDV Reporter (コールサインなし) に報告されるようになりました。
コールサインが受信されると (送信の終了時)、
コールサインは FreeDV Reporter と PSK Reporter の両方に報告されます。

レポーターのラインがピンク色になるときは、テキストメッセージを
送信した瞬間から数秒間変わったままになります。
テキストメッセージは、Clearボタンを押すことで消去を
することが出来ます。

Request QSYは、FreeDVをスタートした状態で、QSYをして欲しい相手の上に
マウスを合わせて右クリックした状態でRequest QSYを押すと相手の画面に
QSYのリクエストが届くようになっています。この機能は、悪用 つきまといの
手段にはしないで下さい。




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