FreeDV運用ガイド

オープンソースによるデジタル音声通信

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未分類

10MHz帯 占有帯域幅 2kHzに対しての問題提起

投稿日 by TakeTutumi

この記事は、10MHzでのデジタルモードの占有帯域幅に対しての問題提起です。
現状で占有帯域幅を2KHzを超えて運用することを推奨しているわけでありません

FreeDVの新モードRADEは2つの深層機械学習を採用して従来のモードに比べて
良好な音質で好評であるが、現状利用可能な暫定版は内蔵送信フィルターを
省略してできるだけPAPR(ピーク対平均電力比)を小さくしている
ということで占有帯域幅は本体無線機のフィルター規格値3kHzに
なってしまう。このことは無線設備規則上問題ないが、
JARLバンドプランが10MHz帯だけは2kHz以下となっている
現状からこれに対処するために付属装置に付加的な
送信フィルターを追加する検討が進められておりこの成果は
JH0PCFさんの本サイトの記載とCQ ham radio QEX No.54の
「FreeDV最新ガイド」のなかで詳しく紹介されている。

しかしながらIARUのバンドプランのデジタル音声モードの
占有帯域幅は全バンドでアナログSSBと同じく3kHzである。
10MHz帯に限ってはSSBの運用自体が
一般的に認められていない中でアマチュア人口の
比較的少ないことを理由に豪州とニュージーランドなどの
南半球では3kHz幅のSSBの運用を認めている。
以上からJARLのバンドプランの中途半端な2kHz規定に
技術的妥当性と国際的な認知度と将来性はあるのか
そしてこれは新たな「ガラパゴス規定」の典型ではないかと
以前から危惧していた。

たしかにRADEだけを考えると局所的な問題として技術的に
回避して片付けられなくもないが、RADEとは異なる
新たなデジタル音声技術の今後に大きな制限を与える懸念から
本質的な解決を総務省とJARLに指摘しなければ
将来にツケを回すと思っている

今後技術的な進歩を進めていくであろう
アマチュア無線におけるデジタルモード。
10MHzを14MHzのサブバンド的に
日頃から利用されている諸兄の大所高所からの
ご意見を伺いたいと思い小生の考えをここに記載した。
以上
FreeDVを運用されている皆様のご意見を
お聞きする機会にしていたくて書いています

様々な意見を頂きたく思いますので
こちらまでメールをお願いします



FreeDV GUIの機能について

投稿日 by Hiro

ToolsからOptionと進み開きます。
Reportingと進み自局の情報を入力

自局のコールサイン Grid Square/Locater
Report PSK… Report FreeDV Repo…にチェックをいれOKとします。
Report to PSK Reporter と Report to FreeDV Reporter両方にクリックを
入れることで、自局の運用状態を他局に知らせる事が出来て、他局からも
呼ばれやすくなります。これをしておかないと藪から蛇状態と
なりますので必ず設定をするようにしましょう。また運用の
際は、Tools>FreeDV reporterを開いて運用すると様々な情報を得ることが
出来ます。

FreeDV reporterについては
https://freedv.info/3332/ に詳しく書いています。
次にRig Controlに進みます

PTT Options
Enable Space Key for PTTにクリック
キーボードのスペースキーをPTTの操作に使うことができる
・Frequency/Mode control Options
このオプションを有効にしたときは。スタートボタンを押すと
周波数によるモード変更周波数変更が起こります。
Use USB/LSB instead of DIGU/DIGLにクリックがあると
USBモード・LSBモード無いDIGL・DIGU(DATA)のモードに

手動設定でモード設定をするときは
Enable Frequancy changes onlyこれを有効にすると
これは、FreeDV GUI右下の
Report Freq.(kHz)の周波数が送信時に 無線機にセットされる設定です

No frequency or mode changes
ここをクリックしておくと周波数の変更、モード変更を全て手動で
行うことが出来て、FreeDVソフト側からの無線機のモード、周波数は変更する
制御は行われません、Predefined Frequenciesからの周波数変更は反映されません

USE USB/LSB insterd of DIGU/DIGLのコントロールも無効になります。
先ほども説明しましたが

USE USB/LSB insterd of DIGU/DIGL
※運用時DATAモードを使用しないで、
通常のLSB/USBモードを使用する場合は、「DIGU/DIGL の代わりに USB/LSB を使用する」 
上の画像のようにクリックを入れて運用します。好みにもよりますが

Tools>Options>Modemの設定
ここでの設定はデフォルトのままでよいのですが、
運用に関係する点はclippingのチェックをしておくと700Dモードで
通常のSSBモードでのコンプレッサー効果のように、
少し送信出力を稼ぐことが出来ます、その分受信側のSNRが
悪くなるとレポートをもらうことがあります。
レポートをもらいながら状況に応じて使い分けてください。

Voice keyerの設定を説明します。
ヘッドセットで音声を録音できるように
マイクを準備しておきます。

Startボタンを押してVoice Keyerの上で
マウスを右クリックすると、画像のような表示が現れます、
Record new voice KeyerFile をクリックすると録音した
ファイルの保存先フォルダーが表示され
任意のファイル名を設定して保存をすると
録音が開始されCQ コールサインなどを
話してvoicekeyerボタンを押すと録音が停止されます。
通常はこの設定で行くことが出来ると思います。

設定が終わるとvoicekeykerのボタンに、ファイル名が表示され
CWでいうところのキーヤーの音声版になります。

上の画像のFilter設定について
Tools>Filterを開き画像17のような画面を開きます。
Mic Audio Pre-Processing のSpeex Noise Suppressionと700C/700D/700E
800XA Auto EQにチェックの意味について、ノイズ抑制 Speex プリ
プロセッサを使用して、マイク信号のノイズ抑制、残響除去、AGC を有効に
します700C/700D 自動 EQ FreeDV700C および FreeDV 700D コーデック
入力オーディオの自動イコライゼーション自動 EQ (自動イコライゼーション) は、
入力音声スペクトルを音声コーデックに最も合うように調整しています。
これにより、不快な低音アーティファクト(声の裏返り ケロケロ音)が除去され、
コーデック音声が理解しやすくなる機能です。
RADEモードも音質が良いので、
特段Filter設定をする必要は無いと思われますが必要に応じてFilterを
Enable(有効)として無線機の送信出力を最小にして、Start状態のまま
PTTの上で右クリック 下の画像

Monitor transmitted audioをクリックしてヘッドセットを装着(セット) して
PTTを右クリックするとPTTの上にMonitor transmitted audio にクリックが
ついた状態になります、PTTを押して送信状態にするとマイクから発話した
音声がループバックをしてヘッドセットスピーカーから聞こえてきます。
Filter設定で少しだけ高音域を上げてみる等モニターをしながら音を作って
みるのも 了解度を上げる手法として挑戦してみるのも良いでしょう

FreeDV に新モード(RADE) 驚異の音質のよさ : JE3PRM のblog

オーディオ設定について書かれている方の情報がありました
リンクを張っておきます。 JA1KIHさんのサイト

OmniRig にシリアル PTT を有効にします。(PR  #619 )
OmniRigのセットアップについては、ここでの説明は割愛します。
こちらのリンクを参考にしてください
https://bunpro.shop/omni-rig-setup

Icom IC7300のPTTコントロール設定参考情報については
向島ポンポコ日記JA4JOEさんのページを参考にしてください
https://ja4joe.livedoor.blog/archives/13177378.html
FT991Aの設定についても書かれています。
https://ja4joe.livedoor.blog/archives/28020735.html
Icom IC7100の設定については
FreeDVをやってみよう のサイトを参考にしてください。
https://todo.vc/anotherdecade/2022/20221005_freedv 



FreeDV Reporterについて

投稿日 by Hiro

FreeDV Reporterに自局の情報を伝えるためには
Tools>Options>Reportingの各種情報を入れる必要が
あります。

Enable Reporting CallSign Grid Locater FT8と同じように
情報を入れて
Report to PSK Reporter と Report to FreeDV Reporter両方に
クリックを入れることで、自局の運用状態を他局に知らせる事が
出来て、他局からも呼ばれやすくなります。
これをしておかないと藪から蛇状態となりますので必ず
設定をするようにしましょう。
FreeDV には、ツール – オプション (レポート タブ内) で
オプションを有効にし、コールサインと Maidenhead
グリッド スクエアを指定することにより、
FreeDV 信号レポートをさまざまなオンライン
スポッティング サービスに送信する機能があります。

全体像 少し小さいのですが、赤いラインは送信中、
送信局と同じ周波数にいる場合、青いラインは
送信されている局と交信可能なSNRであることを示しています。

この画像の時間軸はFreeDV Repoterと違いますが、PSK reporterで
using Mode選択をFREEDVとしてover the last15minutesとして
日本国内を見てみるとアクティブな局の距離関係を見ることが出来ます。

FreeDV Reporterに表示されている情報について
説明をしなくても分かるとは思いますが
Callsign コールサイン  Locater グリッドケーター Kmは、自局との距離
Hdg 調べてみます Version は使われているバージョン

MHzの周波数は、メイン ウィンドウの [レポート周波数]
これはキロヘルツ (kHz) またはメガヘルツ (MHz) の
いずれかで ([ツール] -> [オプション] -> [リグ コントロール] に
移動して [kHz での周波数入力] をオンまたはオフにすることで設定可能)、
Hamlib サポートも有効になっている場合は、この周波数は無線機の
現在の VFO と自動的に同期されます
(つまり、アプリケーションで周波数が変更されると、
無線機の周波数も変更されます)。

Modeは運用しいるモード Statusは送信 受信の状態を表し
Msgは Message欄にメッセージを入れてSend ボタンを押すと
自局の情報に反映されます。UTF-8対応となり日本語入力も可能に
これを使って簡易的なチャットも、できるようになっています。
Last TXは最後に送信操作を行った時間

SNR はSNR(エスエヌアール)とは、Signal to Noise Ratioの略で、
信号対雑音比を意味します。信号の強度とノイズの強度の比率を表し、
通信や音声、画像などの品質を評価する際に使用されます。
実際の無線機の信号の強さSメーターの値とは別で
Sメーターの値が1程度であっても、SNRが取れる RADEモードの
場合は最小SNRが -2程度なら100%の了解度とまではいきませんが
交信可能なレベルとなっています。

Last Updateは最後に自局の各種情報 受信 周波数などの情報を
レポートした時間になります。
 RADE V1を実装したバージョンから受信信号は、1 秒に 1 回、
FreeDV Reporter (コールサインなし) に報告されるようになりました。
コールサインが受信されると (送信の終了時)、
コールサインは FreeDV Reporter と PSK Reporter の両方に報告されます。

レポーターのラインがピンク色になるときは、テキストメッセージを
送信した瞬間から数秒間変わったままになります。
テキストメッセージは、Clearボタンを押すことで消去を
することが出来ます。

Request QSYは、FreeDVをスタートした状態で、QSYをして欲しい相手の上に
マウスを合わせて右クリックした状態でRequest QSYを押すと相手の画面に
QSYのリクエストが届くようになっています。この機能は、悪用 つきまといの
手段にはしないで下さい。



次期RADEモードについて

投稿日 by Hiro

この記事は、freedv.orgからの記事の機械翻訳によるものです
デビッド 2025 年 1 月 – SNR 推定、帯域幅、EQ、2024 年を振り返る

今月初め、私は RADE V1 信号の SNR 推定の問題と格闘しました。
前に述べたように、RADE コンステレーションの
構造が欠如しているため、これはいくつかの
課題がありました。何度か失敗した後、パイロット シンボルの
プロパティを使用して何とか実行可能なものを実現できました。
下のグラフは、さまざまなチャネルの推定値と
実際の SNR を示しています。-5 ~ 10dB の範囲 (最も関心が高い) では、
報告された推定値が実際よりも数 dB 低い MPP (高速フェーディング) チャネルを
除くすべてのチャネルで 1dB 以内です (この例では、Es/No が SNR と
ほぼ同じであることに注意してください)。

私は RADE V2 の作業を開始しました。RADE V1 から学んだ
教訓を生かして改良を加え、一般的なアマチュア無線で
使用できる「安定した」波形を開発したいと考えています。
今月は、RADE 信号の PAPR と帯域幅の共同最適化に
いくらか進展がありました。規制上の目的で、
OFDM などの信号の帯域幅は、電力の 99% を含む
「占有帯域幅」(OBW) で指定されることがよくあります。
下の図は、1235 Hz の 99% 占有帯域幅 OBW を持つ
1000 シンボル/秒の信号のスペクトルを赤で示しています。


機械学習による均等化

また、RADE V2 では、ML ベースのイコライゼーションの
プロトタイプを作成し、QPSK シンボルの BER を
メトリックとして使用していくつかの例で良好な結果を得ました。
下のグラフは、従来の DSP (青) と 2 つの候補
ML イコライザ (赤と緑、異なる損失関数で区別) の
Eb/No に対する BER を示しています。チャネルには
フレームごとにランダムな位相オフセットがあり、
イコライザはこれを修正する必要がありました。
3 つのイコライザのパフォーマンスはほぼ同じです。

これらの結果は、イコライゼーション機能が ML ネットワークで
実行され、従来の DSP と同等のパフォーマンスが
得られることを示しています。

プロジェクト管理

今月は、PLT の新メンバー候補の募集、予算の更新、
年次レポートの作成など、管理業務がかなりありました。
機械学習で遊ぶほど楽しいものではありませんが、
プロジェクトをスムーズに進めるためには必要です。

過去 2 年間、このプロジェクトに資金を提供してくださった
ARDC に、年次レポートを書く時期が来ました。
このレポートを書くことで、2024 年が私たちにとって
素晴らしい年であったことが強調されました。
いくつかのハイライトは次のとおりです。

  • 無線オートエンコーダー RADE V1 の開発とベータ リリースは、
    SSB および高低 SNR との競争力という目標の達成に
    向けて順調に進んでいます。このプロジェクトに対する
    指導とビジョンを提供してくれた Jean-Marc Valin に特に感謝します。
  • BBFM プロジェクトは、Tibor Bece および George Karan との協力により、
    VHF/UHF 陸上モジュール無線 (LMR) アプリケーションでの
    高品質音声への道を開きます。
  • Simon DJ2LS とのコラボレーションにより、 FreeDATA をサポート
    する新しいデータ モードが追加されました。
  • ezDV のリリースと freedv-gui の継続的なメンテナンスは、
    主に Mooneer の努力によるものです。
  • Peter Marks がプロジェクト リーダーシップ チームに加わりました。
    彼はすでに大きな影響を与えています。ありがとう、Peter!


RADE APOイコライザーについて

投稿日 by Hiro

2025年1月現在 リリースされている、FreeDV2.0.0-devel版に
実装されている、RADEモードは、運用する上で問題にはならないレベルの
裾野のサイドスロープがでいます。
各自の判断にもよりますが、FreeDVソフトから出力される信号の帯域幅を
狭める方法として、APO イコライザーソフトを紹介します。
あくまでも、一つの例であると受け止めて使用してください。
※Windowsでの使用を想定して、この記事を書いています。
また、インストール作業を進める際は、必ずパソコンに無線機を
接続し無線機の電源を入れて無線機のUSBオーディオコーデックを
パソコンが認識していることを確認して作業を進めてください。

ソフトのダウンロードは、窓の杜からを推奨します
「Equalizer APO」システムやWebブラウザーなどのサウンドに適用できるイコライザー – 窓の杜
検索して他のリンクも出ますが、ダウンロードの際に
セキュリティ確認が入ることがあるので

また、インストール後に設定が上手くいかない場合は、
一度アンインストールをして再インストールをして
最初から手順を踏んで設定をしてください。

ダウンロードが終わりインストールに入ります。
マウス右クリックで下のようなメニューを開き
管理者として実行とします。

仮面の右下に一番右側のセキュリティーに関する警告が出て
クリックをすると

上のようなユーザーアカウント制御の画面が出ることがあります。
左側の 「はい」をクリックして、次のステップへ 画像が不鮮明ですみません

Next>をクリック

使用許諾 I Agree をクリック

インストールフォルダーの確認 Next > とします。

インストールプログラム名の確認 通常は、このままInstallとします。

上の画面の後に、下のような画像が出ます。

ここでは、Playback devicesに無線機の信号入力に使われている、
サウンドデバイスを選択、通常はUSB Audio CODECで良いと思いますが
各自の環境に合わせて設定をしてください。
選択が終わって、OKとすると

上の画像のようになり、Playback devices の欄が
上の画像のようになりましたらOKとして

インストールが終了、OKとして

Finishとしてインストールは終了です。ここで一度、パソコンを再起動して
Windowsのスタートボタンから Equalizer APO を選択して起動します。

通常使用する場合は、電源ボタンは白いままで機能がON状態です。
赤い矢印で指し示した部分をクリックすると

イコライザー周波数、減衰値の設定エディターが開きます。

ソフトの右側のImportをクリックすると、イコライザー周波数
減衰値のファイルを読み込むことが出来ます。
今回のページを作成するにあたって、あくまで管理人の
設定例として、設定ファイルを作ってみました。
まだ修正の余地はあると思いますが、自己責任の上
使用してください。
FreeDV_RADE.csv  帯域幅1.4KHz    
FreeDV_RADE_1KHz.csv  帯域幅1KHz
FreeDV RADE 1KHzのプロファイルは、7.200MHz 
バンドエッジでの運用に使用します。
また、RADE 1KHzのプロファイルを使用しているときは必ず、FreeDV Reporter
のメッセージ欄にRADE 1KHzと入れて運用をしてください

FreeDVで運用する場合はEqualizer APO Configuration Editorを
開いたままで運用することをお勧めします.FT8などと共用しているPCの場合に
は,FreeDVの運用が終わったら,フィルターをオフにします。電源ボタン黒くなります
また、Equalizer APOは一度設定すると、画面を閉じても設定した条件を保持した
ままで動作し続けます。その点は注意してください

IC7300をお使いのJA4JOE局からも
APOイコライザーについての情報を頂きました

 

上の画像は、APOイコライザーを使わないときの無線機入力信号帯域幅

上の画像はAPOイコライザーを使用した時の無線機入力信号帯域幅
スマートになっているのが、よく分かります。
自局の占有帯域幅を確認する簡易的な方法として
kiwiSDRを使用する方法があります。
http://kiwisdr.com/public/ にアクセスして
japanと検索欄に入力

時間帯と周波数を考慮して、自局の信号を受信する場所のKiwisdrを選びます。
Kiwisdr の受信先を決めたら、無線機のCWキャリアを送信して、自局の信号が
届いていることを確かめて 示している画像の周波数などに違いありますが
凡例として示すために使っているものです、下の画像では7.181MHzにCWキャリア
を受信しています。

次にAPOイコライザー FreeDVソフトを立ち上げて、送信をします
斜め→←を操作することで受信する帯域を狭めることが出来ます。
下の画像はRADEモードを使って送信した時のKiwiSDR受信 ウォーターホール画像
この場合の中心周波数は10.130MHz 一目盛 100Hz 帯域幅が1.4KHz程度となっているのが
分かります。

下の画像は上側のウォーターホールがAPO イコライザーをONにしたとき、
下側がOFFにしたときです、わかりにくいですが

 



運用する周波数について

投稿日 by Hiro

redpitayaで遊ぶより

1.はじめに

以下は現状のレポートです。色々調べた結果を書いてありますが参考にしていただき
試行錯誤を繰り返しFreeDVを楽しんでいただければ幸いです。

FreeDV ReporterにはWorking Frequencyというのが掲載されています。
しかしながらこの周波数の選定根拠も不明で国内運用を主に考えると
必ずしも適当であるとは思われません。
9月25日施行のJARLバンドプランのHF帯ではDigital Voiceに関する
運用周波数の記載はありません。ほとんど電波法と同じ規定で
全電波型式の帯域であれば電波法に従って運用すれば法的には
まったく自由となっています。
一方自主的な規則はIARUのBand Planとの「国際的整合性」のみとなりました。
国境を超えることを規制できないHF帯の電波の特性から
「国際的整合性」規定には合理性があります。

そしてIARU Band PlanにはDigital Voiceに利用優先権のあるCenter of Activity(CoA)が
あることがわかりました。このCoAの配置はPhoneの帯域の中で
Dataと共用している帯域に配置しています。
この理由はIARUはDigital VoiceをDataではなくアナログのAMとかSSBと
同じPhoneに属すると位置づけており、もしDigital VoiceにAM、SSBとの混信を
避けるListen Before Talk(空きチャネルチエック)のような機能がない場合は
Dataとの共用帯域に置くことが混信を避けやすいとの考え方に立っていると思われます。
そのためJARLのバンドプランはIARU R3 Bandplan記載の基本原則(3)により
特段の記載がない限り暗黙的にR3 Bandplanに従っているとの解釈でこのCoA付近での運用を目指すことにしました。

もっともFreeDVはAnalogモードに切り替えればAM,SSBモードでも
瞬時に「空きチャネルチェック」を行えるため必ずしも共用の
Data帯域にいる必要はありません。また、幸いなことにFreeDV Reporterという
FreeDV運用局の送受周波数をインターネット経由でFreeDVソフト本体に
リアルタイムに表示できる機能がありますので、IARUのBandplanのように
運用周波数を固定的に決める手法は必ずしも必要ないかもしれませんので
今後皆様の経験で変わっていくのではないかと思います。

2.現在の運用周波数状況

1)1.8MHz帯(LSB)

1.848MHz: 現在IARUR3でもCoAはない。FT-8の運用周波数にもっとも近い1.848MHz付近で運用されている。海外のFreeDV開発グループとのディスカッションを重ねた結果
1.8700MHzを中心周波数(呼び出し周波数)として1.850 ~ 1.900MHzを使って
今後運用するようにしたらどうかと提案がありました
1.848MHzはFT8等の運用周波数に近いため1.850 ~ 1.900MHzでの運用を
推奨します。2025年2月20日追記

2)3.5MHz帯(LSB)

3.705MHz: 現在電波法に従って電波の発射可能な周波数で
IARU-R3のCoA(3.690MHz)に最も近い。この周波数帯でのSSB局運用は
あまりないためこのチャネルの上で帯域での運用は可能。

3.580MHz: 旧JT65の運用周波数で多数の行政処分を出したため2020年に
この周波数が追加された。しかしWSJT-X側が自主的に日本のバンドに合わせて
すでに移動しているため現状この周波数は使われていないため。
WSJT-Xへの混信防止のための制限のある3kHz幅の単一チャネル

3)7MHz帯(LSB)

7.200MHz: 占有帯域幅が広いままでのRADE
モードでの運用はしない。占有帯域幅を1KHzに絞ることで
運用することは可能
バンド混雑でもっとも運用周波数を探すのが困難なバンド。
AM唯一の運用可能周波数の7.1950MHzの上2kHzが幸い空いているため
窮余の策の周波数確保。700D以外は占有帯域幅が広いので
AM局に迷惑がかかるのではないかと運用は差し控えている現状。
理由は定かでないがJAの利用を見て海外でもこの周波数を利用するケースが増えている。
上記の理由から制限ありの2kHz幅の単一チャネル。
7.177MHzは国際的なFreeDV運用グループで推奨されている、
周波数の空き具合を見ながら運用

4)10MHz帯(USB)
現状のFreeDV 2.0.0-devel版でのRADEモードは控えるようにしてください。
下記リンクを参照してください。
FreeDV に新モード(RADE) 驚異の音質のよさ : JE3PRM のblog

10.140MHz以上の10KHz帯域:省令改正で新に割り当てられたバンド。
2020Bモードは占有帯域幅2kHz以内の省令規定で運用できない。
※10MHz帯でのRADEモードの運用には注意が必要です。
現在リリースされているテストバージョンでは、
送信時のフィルタ選択により、占有帯域幅は3KHzおよぶため、
占有帯域幅を2KHzに規制している10MHz帯での運用には注意が必要です。

現在IARU上R3でしか運用できないバンドでもある。SSBの運用がないので
CWおよびWSJT-Xの運用を避ければ比較的柔軟に運用できる。
昼間は国内全域局との交信が可能なことがわかり人気が高い。
現在はWSJT-XのDxpeditionの運用を避けながら10.1430MHz, 10.1450MHz, 10.1470MHzの
2kHz幅のルールで運用している。

5)14MHz帯(USB)

14.236MHz:FreeDVのCoAでの運用が多い。帯域が広いので
従来の国内SSB帯域で柔軟に運用できる。

6)その他のHF帯

省令、JARLバンドプランに従って運用すればバンド幅も広いし運用局も少ないので他のモードとの共存に特に問題ないと考えている。

参考までにIARU R3 のCoAを以下に記載しておく。28.330MHzはFreeDVのWorking Frequencyと一致しているためよく使われている。

14.130MHz, 18.160MHz, 21.180MHz, 24.960MHz, 28.330MHz 

 



FreeDV ユーザーズマニュアル

投稿日 by Hiro

紹介

FreeDV GUI (または単に FreeDV) は、デスクトップ PC またはラップトップ上で
FreeDV を実行するための Linux、Windows、OSX 用の GUI プログラムです。

これはライブドキュメントです。新しい FreeDV 機能に関する注意事項が、
開発中に追加されています。

サウンド カードの構成

受信のみ操作の場合は、1つのサウンドカードが必要です。
これは始めるには素晴らしい方法です。

Tx/Rx 操作の場合は、2 つのサウンド カードが必要です。1つはあなたのラジオに接続し、
もう1つはオペレータに接続します。無線に接続するサウンドカードは、Signalink、
RIGblaster、無線の内部USBサウンドカード、または家庭用醸造リグインタフェース
などのリグインターフェイスデバイスにすることができます。

2 番目のサウンド カードは、多くの場合、USB ヘッドホンまたは
コンピュータの内蔵サウンド カードのセットです。

受信のみ (1 つのサウンド カード)

受信専用ステーションから始めます。コンピュータには、マイクやスピーカーなど、
基本的なサウンドハードウェアが必要です。

  1. ツールを開く – オーディオ設定ダイアログ
  2. 下部にある [受信] タブを選択します。
  3. [ラジオからコンピュータへ入力]で、デフォルトのサウンド
    入力デバイス(通常は上部)を選択します。
  4. [コンピュータからスピーカー/ヘッドフォンへの出力]ウィンドウで、
    デフォルトのサウンド出力デバイス(通常は上部)を選択します。
  5. 一番下の [送信] タブを選択します。
  6. [マイクからコンピュータへの入力]ウィンドウで[なし]を選択します。
  7. [コンピュータからラジオへの出力]ウィンドウで[なし]を選択します。
  8. [OK] をクリックしてダイアログを閉じます。

Start FreeDV を押すと、マイク入力の着信信号のデコードが開始され、
デコードされたオーディオがスピーカーから再生されます。
有効な FreeDV 信号が受信されていない場合、オーディオは再生されません。

コンピュータのマイク入力を無線受信機に接続すると、オフエア信号を
デコードできます。リグインターフェイスをお持ちの場合は、コンピュータの
サウンドカードをコンピュータからスピーカー/ヘッドフォンデバイスとして、
コンピュータのサウンドカードで[無線からコンピュータへ]デバイスとして設定してみてください。

FreeDV 信号を送信するユーザーがいなければ、次のセクションで
テストウェーブ ファイルを試してみてください。

テストウェーブ ファイル

インストールには、オフエアFreeDVモデム信号を含むオーディオファイルがあります。
FreeDV モードごとに 1 つのファイルがあり、プラットフォームに応じて次の場所にあります。

プラットホーム 典型的な場所
ウィンドウズ C:\プログラム ファイル\FreeDV [バージョン]\共有\解放された gui\wav
リナックス /usr/共有/解放されたgui/wavまたは/usr/ローカル/シェア/解放されたgui/wav
macOS https://github.com/drowe67/freedv-gui/tree/master/wav を参照

これらのファイルを再生するには、まず FreeDV モードを選択して[開始]を押します。
次に、「ツール – ラジオから再生ファイルを開始/停止」を使用してファイルを
選択します。その後、デコードされた FreeDV 音声が聞こえるはずです。

これらのファイルは、FreeDV信号のように聞こえるもの、およびFreeDVソフトウェアの
基本的な操作のための感触を与えます。

送受信 (2 つのサウンド カード)

Tx/Rx 操作の場合は、ツール – オーディオ構成の送信受信タブを設定して、
2 つのサウンド カードを構成する必要があります。

受信すると、あなたのラジオからのFreeDVのオフエア信号は、
コンピュータによってデコードされ、スピーカー/ヘッドフォン送信され、
そこで聞くことができます。

送信時に、FreeDV はマイクから音声を取り出し、それをコンピュータの
FreeDV 信号にエンコードし、無線に送信して無線を無線で送信します。

タブ サウンドデバイス 筆記
受信
タブ
無線からコンピュータへの入力 無線リグインターフェースからコンピュータへの
オフエアFreeDV信号
受信
タブ
コンピュータからスピーカー/ヘッドフォンへの出力 コンピュータからスピーカー/ヘッドフォンに
デコードされたオーディオ
[送信]
タブ
マイクからコンピュータへの入力 マイクからコンピュータへの音声
[送信]
タブ
コンピュータからラジオへの出力 Tx 用のリグ インターフェイス送信された
コンピュータからの FreeDV 信号

オーディオデバイスの変更

オーディオデバイスを変更する場合(サウンドカード、USBハードウェアを追加または
削除する場合など)、スタートを押す前に[ツール]/[オーディオ設定]ダイアログを
チェックして、オーディオデバイスが期待通りであることを確認することを
お勧めします。これは、ヘッドセット、USB サウンド カード、仮想ケーブルなどの
オーディオ デバイスが、FreeDV を前回使用してから切断されている場合に特に重要です。

ツール/オーディオ構成の左下隅にある[リフレッシュ]をクリックすると、
通常はオーディオデバイスのリストが更新されます。既知の動作構成の
スクリーン ショットを保持することは、新しいユーザーにとって便利です。
予期しないオーディオ構成の変更は、Windows の更新プログラムの後にも
発生する可能性があります。

別の解決策は、FreeDVを再起動し、任意のオーディオハードウェアを変更した後に
ツール/オーディオ構成を再度チェックすることです。

ツール/オーディオ構成を更新せずにUSBオーディオデバイスを変更/削除すると、
FreeDVがクラッシュすることがあります。

サウンドカードのレベル

サウンドカードのレベルは、通常、コンピュータのコントロールパネル
または設定で調整するか、場合によってはリグインターフェイスのハードウェア
またはラジオのメニューのコントロールを介して調整されます。アプリ内での調整は、
メイン画面の下部にある「TXレベル」スライダーを使用して行うこともできます。
0 dB 以下のものは送信信号を減衰させます。

FreeDV が実行されている場合、メイン ウィンドウ タブ (ラジオから、マイクから、スピーカーへ) でサウンド カードの信号を確認できます。

  1. 受信時に、FreeDV は、ラジオからのレベルにあまり敏感ではない、それが中間範囲と
    クリッピングしないように調整します。FreeDV は位相シフト キーイング(PSK)を使用するため、
    振幅に影響を与えなりません。
  2. コンピュータから無線への送信レベルは重要です。送信時に、ALCが単にナッジされるように
    レベルを調整します。FreeDV 送信信号の方が良いものではありません。
    送信機をオーバードライブすると、転送信号が歪み、受信機の SNR が悪くなります。
    これは非常に一般的な問題です。
  3. FreeDV 700Dと700Eは、ピーク電力定格の40%の平均電力で送信機を
    駆動することができます。たとえば、100W PEP 無線の 40W RMS です。
    送信機がこれらのレベルで連続出力を処理できることを確認し、
    必要に応じて電力を減らしてください。
  4. ピークがクリッピングしないようにマイクのオーディオを調整し、
    平均値が最大値の約半分になるようにします。

オーディオ処理

FreeDVはあなたの無線機を通してきれいな信号を好みます。送受信時に、
すべてのオーディオ処理を OFF にします。

  • 受信時に、DSPノイズリダクションがオフにする必要があります。
  • 送信時に、音声圧縮はオフにする必要があります。
  • 受信オーディオパスを可能な限り「フラット」にし、特別なフィルタは使用しません。
  • FreeDVは、オフエア受信信号をフィルタにバンドパスすれば、これ以上動作しません。
    それは復調器の独自の、非常にタイトなフィルターを有する。

PTT 構成

ツール – PTT ダイアログでは、無線で PTT を制御する 3 つの異なる方法がサポートされています。

  • VOX:送信/無線へのサウンドカードの左チャンネルにトーンを送信します
  • Hamlib: Hamlib ライブラリとシリアル ポートを介して(または SDR や FLrig/rigctld など、
    一部のデバイスの TCP/IP 経由)、さまざまな無線をサポートします。
  • シリアルポート:シリアルポートピンへの直接アクセス

また、必要に応じて、PTT 入力用に 2 番目のシリアル ポートを設定することもできます。
これは、足スイッチなどのデバイスを FreeDV に接続する場合に便利です。

設定されている場合、FreeDV は、設定された信号を検出すると
送信モード(PTT を開始するために必要な Hamlib またはシリアル コマンドの送信を含む)に
切り替えます。

PTT を設定したら、[テスト] ボタンを試します。

シリアル PTT のサポートは複雑です。FreeDV PTTは特定のラジオでは動作しませんが、
Fldigiなどの他のプログラムではうまく動作する可能性があるという多くの報告を受けます。
これは、多くの場合、Hamlib が FreeDV とあなたのラジオで使用している
シリアル パラメータ間の誤った一致です。たとえば、無線のデフォルトのシリアルレートを
変更した可能性があります。PTT ダイアログで FreeDV が使用する無線の
シリアル パラメータを注意深くチェックします。

このマニュアルの「一般的な問題」のセクションも参照してください。

ハムリブ

Hamlib には、各無線のデフォルトのシリアルレートが付属しています。ラジオのシリアルレートが
異なる場合は、ラジオに合わせてシリアルレートドロップダウンボックスを変更します。

テストを押すと、「シリアル・パラム」フィールドが入力され、表示されます。
これは、Hamlib とあなたのラジオの間の不一致を追跡するのに役立ちます。

あなたが本当に立ち往生している場合は、Hamlibをダウンロードし、
コマンドラインプログラムを使用して無線のPTTをテストします。rigctl

Icom 無線設定

Icom ラジオを使用している場合、Hamlib は接続時に無線のデフォルトの CI-V アドレスを使用します。これが変更されている場合は、「無線アドレス」フィールドに正しいアドレスを指定できます(有効な値は、16 進数で 00 から FF まで)。

“00” は “ワイルドカード” CI-V アドレスであることに注意してください。そのアドレスに対するコマンドに応答するには、無線で「CI-V トランシーブ」オプションが有効になっている必要があります。それ以外の場合は、無線で設定したのと同じ CI-V アドレスを使用するように FreeDV を設定する必要があります。最良の結果を得るには、「00」/「CI-V トランシーブ」が使用されている場合は、チェーン内に他の Icom/CI-V 対応デバイスがないことを確認します。

Windows 上の COM ポートの変更

デバイス マネージャで USB シリアル デバイスの COM ポートを変更した場合は、USB デバイスを取り外して接続し直してください。Windows/FreeDV は、新しい COM ポートのデバイスが接続解除/接続されるまで認識されません。

USBまたはLSB?

10 MHz 未満の帯域では、LSB が FreeDV に使用されます。10MHz以上では、USBが使用されています。多くの議論の後、FreeDV コミュニティは、FreeDV が音声モードであるという推論に基づいて、SSB と同じ規則を採用しました。

上記の助けとして、FreeDV は、Hamlib が有効で、無線が CAT 経由での周波数情報とモード情報の取得をサポートしている場合に、スタート ボタンを押すとウィンドウの下部に現在のモードを表示します。もしラジオが予期しないモード(例えば20メートルのLSB)を使っている場合、そのモードはウィンドウの下部にある赤い文字でクリアボタンの隣に表示されます。セッションがアクティブでない場合、Hamlib が有効になっていない場合、または無線が CAT 経由での周波数とモードの取得をサポートしていない場合は、モードではなく”unk” が表示されて灰色表示されたままになります(「不明」の場合)。

一般的な問題

オーバードライブ送信レベル

これは初めての FreeDV ユーザーにとって非常に一般的な問題です。ALCがナッジされるように送信レベルを調整します。FreeDV では、より多くの電力が優れているわけではありません。オーバードライブされた信号は、受信機で不良なSNRを持つことになります。クリッパーを使用した FreeDV 700D/700E 操作の場合、送信機が損傷を受けずに高い平均電力レベル(100W PEP 無線で 40W RMS など)を維持できることを確認してください。

FreeDV、特にサウンドカードを設定できない

これは、最初の時間に挑戦することができます:

  1. 最初に設定した受信専用(オーディオカード1枚)を試してください。
  2. 既に FreeDV を実行している人に問い合わせてもらい、ヘルプを参照してください。
  3. ローカルの人がわからない場合は、デジタルボイスメーリングリストにヘルプを依頼してください。ハードウェアと問題の正確な性質について具体的に説明します。

ハムリブは私のIcomラジオで動作しません

Icom 無線で最も一般的な問題は、FreeDV で設定された CI-V アドレスが無線で設定されたアドレスと一致しないことです。FreeDV と無線の両方の CI-V アドレスが同じであることを確認します。FreeDV 側で「00」を使用する場合は、無線で「CI-V トランシーブ」オプションが有効になっているか、または無線がそのアドレスに送信された要求に応答しないことを確認します。

新しい無線(例: 7300、7610)では、デフォルトでOFFに設定される可能性があるため、「CI-V USBエコーバック」をONに設定する必要があります。

私は自分のラジオやリグのインターフェイスに関するヘルプが必要です

ラジオ、コンピュータ、サウンドカードが多数あります。それらすべてをテストすることは不可能です。多くのラジオには、カスタム設定の複雑なメニューがあります。FreeDV の作者が、あなたのハードウェアに関する特別な知識を持つことを期待するのは不合理です。

しかし、誰かがあなたと同じ問題を解決した可能性があります。デジタルボイスメーリングリストに尋ねます。

受信時に何も聞こえない

多くの FreeDV モードは、有効な信号がない場合はオーディオを再生しません。また、スケルチが高すぎる場合もあります。一部のモードでは、アナログボタンを押すと、SSBラジオから受信した信号が聞こえます。

FreeDV信号の外観と音を感じるために上記のテストウェーブファイルを試してみてください。

信号は強いですが、FreeDVは同期してデコードしません

正しいサイドバンドをお持ちですか?USB または LSB のセクションを参照してください。

それはFreeDV信号ですか?SSTVは同様の周波数を使用します。FreeDV のサウンドを理解するには、「Wave ファイルのテスト」セクションを参照してください。

700Dとの同期を取得する際に問題が発生しました

送信信号の +/- 60 Hz 以内にする必要があります。Tx ステーションと Rx ステーションの両方が、正確に 7.177MHz などの既知の正確な周波数に合致する場合に役立ちます。高速フェージング同期のチャンネルでは数秒かかることがあります。

PTT は動作しません。それはFldigiと他のハムリブのアプリケーションで動作します。

多くの人々は、初期PTTのセットアップに苦労しています:

  1. 上記の PTT 構成のセクションをお読みください。
  2. ツール – PTTテスト機能を試してみてください。
  3. リグのシリアル設定を確認します。別のプログラムのデフォルトから変更しましたか?
  4. Linux版:シリアルポートの権限はありますか?あなたはグループのメンバーですか?dialout
  5. 既に FreeDV を使用している人に問い合わせてもらいます。
  6. デジタルボイスメーリングリストに連絡してください。ハードウェア、試した内容、問題の正確な性質について具体的に説明します。

FreeDV 2020 モードはグレー表示されています

FreeDV 2020 を実行するには、AVX サポートを備えた最新の CPU が必要です。AVX を持っていない場合、FreeDV 2020 モード ボタンはグレー表示されます。コア情報と呼ばれるマイクロソフトの utlity は、CPU が AVX をサポートしているかどうかを判断するためにも使用できます。A * は、AVX を持っていることを意味し、a – AVX がないことを意味します。

AES             -       Supports AES extensions
AVX             *       Supports AVX intruction extensions
FMA             -       Supports FMA extensions using YMM state

Linux では、コマンドのフラグセクションまたは出力で確認できます。avx/proc/cpuinfolscpu

lscpu | grep -o "avx[^ ]*"

は、CPU が命令をサポートしている場合は表示されます( または ) 。avxavx2

ARM Mac では FreeDV 2020 モードが遅い

ARM Mac の予備テストでは、LPCNet での NEON 最適化は、2020 年をこれらのマシンにホワイトリストに登録するのに十分であることが示されています。しかし、これは間違いなく実験的です。これらの Mac で 2020 モードで問題が発生した場合は、開発チームに連絡して、さらに調査を行ってください。

新しいバージョンをインストールし、FreeDV が動作を停止しました

前の構成をクリーンアップする必要がある場合があります。ツールを試す – 既定値に戻す。ツール – オーディオ構成を使用してサウンドカードを再設定します。

スタートを押すと FreeDV がクラッシュする

USB オーディオ デバイスを削除/変更しましたか?ツール – オーディオ構成を押さずにUSBオーディオデバイスを削除/変更すると、FreeDVがクラッシュすることがあります。上記のオーディオデバイスの変更を参照してください。

開発者が検証できないため、OSX で FreeDV を開くことができません

2020 年 1 月から Apple はすべての OSX アプリケーションに対して、一時化を強制しています。FreeDV 開発者は、この要件のコスト/侵入性のために、Apple エコシステム内で動作することを望んでいません。

Notarization Error

セキュリティとプライバシーはFreeDVの[とにかく開く]オプションを示しています:

Security and Privacy
Open FreeDV

または、コマンドラインオプションを使用することもできます。

xattr -d com.apple.quarantine FreeDV.app

又は

xattr -d -r com.apple.quarantine FreeDV.app

ボイスキーラー

フロントページのボイスキーラーボタンとオプション-PTTダイアログは、FreeDVとあなたのラジオを送信に入れ、音声のウェーブファイルを読み取ってCQを呼び出し、誰かが返信しているかどうかを確認するために受信するように切り替えます。スペースバーを押すと、音声キーラーが停止します。有効な同期を持つ信号を数秒間受信すると、音声キーヤは停止します。

Options-PTT ダイアログを使用して、ウェーブ ファイルの選択、Rx の遅延の設定、および tx/rx サイクルの繰り返し回数を設定できます。

音声キーナのウェーブ ファイルは、8kHz モノラル 16 ビット サンプル形式 (2020 年は 16 kHz) にする必要があります。Audacityなどの無料のアプリケーションを使用して、記録したファイルをこの形式に変換します。

複数の構成

既定では、FreeDV は次の場所を使用して構成を格納します。

  • リナックス: ~/.フリードヴェ
  • macOS: ~/ライブラリ/プリファレンス/フリーDV\ の設定
  • ウィンドウズ: レジストリ (HKEY_CURRENT_USER\ソフトウェア\CODEC2-プロジェクト\フリーDV)

構成を別の場所に保存する (または複数の構成を格納する) 場合は、FreeDV は -f (または –config) コマンド ライン引数を受け取って別の場所を指定します。絶対パスをここに指定することをお勧めします。ただし、相対パスのみを指定した場合は、次の場所を基準にします。

  • リナックス: ~/
  • macOS: ~/ライブラリ/プレファレンス/
  • ウィンドウ: C:\ユーザー\[ユーザー名]\アプリデータ\ローミング

別の構成での FreeDV の実行 (Windows)

Windows では、上述の説明に従って、”-f” コマンド ライン オプション用に別のファイル名を使用して FreeDV へのショートカットを作成できます。ショートカットを作成するには、デスクトップまたはエクスプローラーを右クリックし、新規>ショートカットを選択します。[参照] をクリックし、次のいずれかのパスに移動します。

  • C:\プログラムファイル\FreeDV [バージョン]\ビン\フリード.exe
  • C:\プログラム ファイル (x86)\FreeDV [バージョン]\bin\freedv.exe (32 ビット バージョンが 64 ビット マシンにインストールされている場合)

[次へ] をクリックして、ショートカットに固有の説明を入力します (たとえば”FreeDV IC-7300″)。次に[完了]を押してショートカットを作成します。

ショートカットが作成されたら、ショートカットを右クリックして[プロパティ]を選択します。表示されるダイアログボックスでショートカットタブを見つけ、”-f”の後に目的のファイル名を「ターゲット」フィールドのテキストの末尾に追加します。他の引用符は追加しないでください。

たとえば、C ドライブの Hamradio ディレクトリに格納されている IC7300.conf というファイルを使用するには、ターゲット フィールドは次のように表示されます。

“C:\プログラム ファイル\FreeDV [バージョン]\bin\freedv.exe” -f C:\Hamradio\IC7300.conf

PSKレポーター(実験)

FreeDV は、ツール オプションのオプションを有効にし、コールサインとグリッドの正方形を指定することで、フリーDV 信号レポートを PSK レポーターに送信する機能を持っています。有効にすると、FreeDV はフリー フォームの Txt Msg フィールドを無効にし、コールサイン フィールドのみを送信します。

FreeDV は、PSK レポーターにポジションレポートを提出する前に、受信した情報を検証します。これは、FreeDV が無効なコールサイン (存在しないコールサインや実際の FreeDV 以外のユーザーに対応するもの) をサービスに報告しないようにするためです。ただし、エラーが発生しても、受信したテキストはすべてメイン ウィンドウに表示されます。

PSK Reporterに送信されたレポートは、フィルタリングを容易にするためにモード”FREEDV”を使用して表示されます。FreeDV が PSK レポータに報告する頻度は、メイン ウィンドウの [レポートの頻度] テキスト ボックスを変更して設定します。これはキロヘルツ (kHz) で、入力された値が無効な場合は赤に変わります。Hamlib のサポートも有効になっている場合、この周波数は、送信と受信の切り替え時と同様に、開始/停止時に自動的に更新されます。

マルチモードサポート(実験)

FreeDV は、「スタート」を押す前に選択すると、次のモードを同時にデコードできます。

  • 2020
  • 700C/D/E
  • 1600

さらに、FreeDV は、ユーザーが最初に “Stop” をプッシュしなくても、送信のために上記のモードを切り替えることができます。これらの機能は、ツール>オプション->モデムに移動し、「同時にすべての HF モードをデコード」オプションをチェックすることによって有効にすることができます。これにより、大幅な CPU リソースが消費され、デコードの問題が発生する可能性があることに注意してください。さらに、これらの機能は、これらのモードをデコードするために必要な大幅な追加のCPUリソースのために「Start」を押す前に800XAまたは2400Bを選択すると自動的に無効になります。

FreeDV はデフォルトで、サポートされているすべての HF モードをデコードするために必要な数のスレッド/コアを並列で使用します。一部の低速システムでは、「複数のRX操作にシングルスレッドを使用する」オプションも有効にする必要があります。この結果、FreeDV は、各モードを一連のモードでデコードし、さらに同期中にチェックするモードのリストを短絡します。

さらに、同時デコードが有効なスケルチ設定は、最も弱い信号(現在700D)をサポートするモードに対して相対的です。他のモードのスケルチは、スライダよりも高い値に設定されます(これは700Dの「Min SNR」と問題のモードの差を加算することによって計算されます。たとえば、スケルチスライダーが-2.0に設定されている場合の700Eのスケルチは1.0dBになります。これは、誤デコードによる不要なポップやクリックを減らすために設計されています。

フリーDV モード

次の表は、オーディオ品質の大まかなガイドのアンカーとしてアナログ SSB と Skype を使用して、さまざまなモードのガイドです。

モード ミン SNR 退色 潜在 音声帯域幅 音声品質
SSB 0 8/10 低い 2600 5/10
1600 4 3/10 低い 4000 4/10
700C 2 6/10 低い 4000 3/10
700D -2 4/10 高い 4000 3/10
700E 1 7/10 中程度 4000 3/10
2020 4 4/10 高い 8000 7/10
スカイプ 中程度 8000 8/10

Min SNRは、ほぼ自分を繰り返さずに会話できないSNRです。上記の数字は、フェーディングなしのチャンネル(VHF無線のようなAWGNチャンネル)上にあります。フェーディング チャネルの場合、最小 SNR は数 dB 高くなります。[フェージング]列は、HF フェージング チャネルに対してモードがどの程度堅牢であるかを示します。

より高度な 700D および 2020 モードでは、大きな前方エラー訂正 (FEC) コードを使用するため、待ち時間が長くなります。彼らは、PCサウンドカードバッファリングと組み合わせることで、1〜2秒のエンドツーエンドの待ち時間をもたらすスピーチの多くのフレームをバッファリングします。オーバーの開始時、特にフェージングチャンネルでは同期に数秒かかることがあります。

フリーDV 700D

2018年半ばに FreeDV 700D がリリースされ、新しい OFDM モデム、強力な前方エラー訂正 (FEC) とオプションのインターリーブがリリースされました。700C で同じ 700 ビット/s 音声コーデックを使用します。それは-2dBの低いSNで作動し、良いHFチャネルの性能を有する。これは、フェージングチャネル上のFreeDV 1600よりも約10dB優れ、低SVRでSSBと競争力があります。FECは都市部のHF騒音からある程度の保護を提供する。

FreeDV 700D はチューニングに敏感です。同期を取得するには、送信周波数の+/- 60Hz以内である必要があります。これは、一般的に+/-1 Hzに正確である現代のラジオでは簡単ですが、古いVFOベースの無線で使用する場合はスキルと練習が必要です。

フリーDV 700E

FreeDV 700Eは、700Cと700Dのオンエア動作から学んだ教訓を使用して、2020年12月に開発されました。700D の変形は、短いフレーム サイズ (80 ミリ秒) を使用して、遅延と同期時間を短縮します。最大4Hzドップラースプレッドと6ms遅延スプレッドを備えた高速フェージングチャンネルに最適化されています。FreeDV 7000E は、FreeDV 700C および 700D と同じ 700 ビット/s コーデックを使用します。それは700Dより約3dBより多くの力を必要とするが、速い退色チャネルで確実に作動できる。

700Eリリースには、700Dと700E送信波形のオプションの圧縮(クリッピング)も含まれており、ピーク対平均電力比を約4dBに低減します。たとえば、100WのPEP送信機は約40W RMSに駆動することができます。これは、FreeDV 700D の以前のリリースに比べて 6dB の改善です。クリッパーを有効にする前に、送信機が損傷することなく、持続高平均電力を処理できることを確認してください。

クリッピングはツール-オプションで有効にすることができます。

SNR クリッピングが高い良好なチャネルでは、受信信号の SNR が実際に減少する可能性があります。これは意図的です – RMS パワーを高めるために、いくつかの事前歪みを追加しています。前方エラー訂正(FEC)はクリッピングによって発生したエラーをクリーンアップし、不良チャンネルでは信号出力の増加の利点が良好なチャネルの SNR のわずかな減少を上回ります。

フリーDV 2020

FreeDV 2020は2019年に開発されました。ジャン=マルク・ヴァランが開発したLPCNetニューラルネット(ディープラーニング)合成エンジンをベースにした実験コーデックを使用しています。1600 Hz の RF 帯域幅で 8 kHz のオーディオ帯域幅を提供します。

FreeDV 2020 の目的は、HF 無線を介してニューラル ネット音声コーディングをテストすることです。それは非常に実験的であり、おそらく現実世界でニューラルネットボコーダーを空気システム上で初めて使用します。

FreeDV 2020 は、SNR が 10 dB 以上の低速フェージング HF チャネル用に設計されています。700Dのような高速フェーディングや非常に低いSNRs用に設計されていません。SSBがすでに「アームチェア」コピーであるチャンネルでSSBに代わる高品質の代替品として設計されています。AWGN(非フェージングチャネル)では、2dB SNRまで合理的な音声品質を提供します。

無料DV 2020 のヒント:

  1. それはAVXのサポートを備えた最新の(ポスト2010)インテルCPUを必要とします。AVX をお持ちでなければ、FreeDV 2020モードボタンはグレー表示されます。
  2. 一部の声は非常に荒く聞こえるかもしれません。初期のテストでは、スピーカーの約90%がうまく機能をテストしました。
  3. 700D と同様に、FreeDV 2020 を同期するには、-/+ 60Hz 内でチューニングする必要があります。
  4. 大幅なフェージングでは、同期には数秒かかることがあります。
  5. 2 秒のエンド ツー エンドの待機時間があります。これを調整してみてください (ツール – オプション – FIFO サイズ、以下のサウンドカードデバッグセクションも参照)。
  6. 音声キーザ ファイルは、16 kHz モノラル 16 ビットのサンプル形式である必要があります。

ツールメニュー

ツール – フィルター

ここでは、ツール フィルタの機能について説明します。

コントロール 形容
ノイズ抑圧 Speexプリプロセッサを使用して、ノイズ抑圧、デレバレーション、マイク信号のAGCを有効にします
700C/700DオートEQ FreeDV 700CおよびFreeDV 700Dコーデック入力オーディオの自動イコライゼーション

自動 EQ (自動イコライゼーション) は、音声コーデックに最適に合うように入力音声スペクトルを調整します。それは迷惑な低音のアーティファクトを削除し、コーデックのスピーチを理解しやすくすることができます。

ツール – オプション

フリーDV 700 C/D/Eオプション

コントロール 形容
クリッピング 平均電力を増加させます。使用する前に、送信機が高いRMS電源を処理できることを確認してください!
700Cダイバーシティコンバイン 700Cキャリアの2セットを組み合わせることで、より優れた退色チャネル性能を実現
Txバンドパスフィルタ Txスペクトル帯域幅を削減
手動同期解除 モデムを強制的に同期状態に保ち、同期を自動的にドロップしないようにする

OFDM モデム相推定オプション (試験的)

次のオプションは、OFDM モデムを使用する FreeDV 700D および 2020 モードに適用されます。

  1. 高帯域幅オプションは、フェーズが急速に変化するチャネル(高速フェージングHFチャンネルやEs’Hail 2衛星など)で優れたパフォーマンスを提供します。オフにすると、位相推定値の帯域幅が自動的に選択されます。高速同期を有効にするために高い状態から始まり、低帯域幅に切り替え、低いSNR HFチャンネルのパフォーマンスを最適化します。
  2. DPSK(差分PSK)チェックボックスも同様の効果を持ち、位相が急速に変化する高SNRチャンネルでのパフォーマンスが向上します。このオプションは、OFDM モデムを、コヒーレント PSK ではなく差分 PSK を使用するように変換します。DPSK は FreeDV 1600 などの以前の FreeDV モードで使用されます。Tx 側と Rx 側に影響するため、両側で DPSK を選択する必要があります。

シグナルが強くても、700D または 2020 の同期に問題がある場合は、これらのオプションを試してみてください。

FreeDV の向上を支援

興味深いテスト ケースがある場合は、次のようなテスト ケースがあります。

  1. FreeDV は、特定のユーザーまたはマイクでの作業が適切ではありません。
  2. 速い退色チャネルの空気性能よりも貧弱。
  3. 強い信号での同期に関する問題。
  4. SSB との比較。

開発者に信号のオフエア記録を送ってください。FreeDV は、ラジオからツールレコード ファイルを使用して無線からファイルを記録できます。30~60秒の記録が最も便利です。

録音を使用すると、あなたの正確な問題を再現することができます。我々はそれを再現することができる場合は、それを修正することができます。録音は、逸話や「FreeDVが動作しない」、「SSBが良い」、または「12月23日にグリッドの場所XYZでうまく動作しなかった」などの主観的なレポートよりもはるかに便利です。主観的なレポートでは、問題を再現することは不可能であり、修正できず、開発者の注目を集めることはほとんどありません。

GUI ウィンドウの複数のペイン

たとえば、ウォーターフォールとスペクトラムの両方のタブを観察するために、GUI ウィンドウ内で複数のペインを開くことができます。新しいペインは、既存のペインの上、下、左、右に追加できます。

新しい表示ペインは、必要なタブの上にカーソルを置き、マウスの左ボタンをクリックして押したままにして、必要な位置にTabをドラッグし、マウスボタンを離すことによって作成されます。現在 2 つのペインが縦に積み重ねている場合、3 番目のペインは、いずれかのペインの横または両方のペインの左右に追加できます。両方のペインに隣接して Tab が必要な場合は、既存のタブの接合点の左/右にドラッグする必要があります。

Tab を位置にドラッグすると、かすかな青/灰色の画像がペインで占める位置を示します。同様のプロセスで、ペインをメニュー バーに戻す場合があります。

タブのサイズを変更するには、境界線上にカーソルを置き、マウスの左ボタンをクリックしたまま、必要なサイズにドラッグします。

プログラムが終了するとレイアウトは保存されず、次回プログラムを起動したときに再作成する必要があります。

Multiple Panes

高度な機能/開発者機能

統計ウィンドウ

メイン画面の左下に位置します。

用語 筆記
ビット 復調されたビット数
エラー 検出されたビット エラーの数
再同期 復調子が再同期された回数
クルコフ 100万分の1の推定サンプルクロックオフセット
フレクオフ Hz の推定周波数オフセット
同期 同期メトリック(700Dや2020のようなOFDMモード)
ヴァール 700C/700D用の音声エンコーダ歪み(自動EQを参照)

サンプルクロックオフセットは、モジュレータ(tx)と復調器(rx)のサンプルクロックの推定差です。たとえば、送信ステーションのサウンドカードが44000 Hzでサンプリングされ、受信ステーションのサウンドカードが44001 Hzの場合、サンプルクロックオフセットは(44000-44001)/44000)*1E6 = 22.7 ppmになります。

[タイミングデルタ]タブ

これは、復調子のシンボルタイミング推定値を、シンボルの +/- 0.5 の範囲で示します。オフエア信号では、デモが変調器サンプルクロックを追跡するので、これはのこぎり外観を持つことになります。傾斜が急なほど、サンプルクロックオフセットが大きくなります。

UDP メッセージ

FreeDV が受信信号で 5 秒間同期すると、マシン上のポート (localhost) に”rx 同期”UDP メッセージが送信されます。このポートでリッスンしている外部プログラムやスクリプトは、Webサーバーに「スポッティング」情報を送信したり、携帯電話に電子メールを送信するなど、何らかのアクションを実行できます。

[ツール] オプションで UDP メッセージを有効にし、[テスト] ボタンを使用してテストします。

Linuxでは、netcatを使用してメッセージの受信をテストすることができます。

  $ nc -ul 3000

FreeDV 同期でメールを送信するサンプル スクリプト: send_email_on_sync.py

Gmail の利用状況:

python send_email_on_sync.py --listen_port 3000 --smtp_server smtp.gmail.com \
--smtp_port 587 your@gmail.com your_pass

サウンド カードのデバッグ

これらの機能は、FreeDV 700D 用に追加され、開発中のサウンド カードの問題を診断するのに役立ちます。

ツール – オプション ダイアログ:

FIFO とポートオーディオのカウンタをデバッグ: 700D でのオーディオの問題をデバッグするために使用します。ベータテスト中に、Windows上の700D TxとRxオーディオの分解に問題がありました。

Tx または Rx で実行すると、同期の問題につながるサウンド ドライバによってサンプルが失われていることを示すため、PortAudio カウンタ (PortAudio1 および PortAudio2) はインクリメントしないでください。

これは FreeDV が PortAudio ドライバーに十分な速さでサンプルを提供していないことを示しているので、Tx 中に、Fifo カウンター outempty1 カウンターはインクリメントしないでください。結果は、受信側で再同期されます。

これらのカウンタを確認するには、[Start] を押してからリセットし、カウンタを 30 秒間観察します。

ポートオーディオカウンターが受信試行時に増加している場合:

  1. フレームを調整するPerBuffer;0,128,256,512,1024を試してみてください。
  2. Skype や Web ブラウザーなど、オーディオを使用している可能性のある他のアプリケーションをシャットダウンします。
  3. 48kHzではなく44.1kHzなどの異なるサウンドカードレート。

outempty1 カウンタが送信時にインクリメントしている場合は、FifoSize を増やしてみてください。

txThreadPriority チェックボックスは、サウンドドライバスレッドプロセスサンプルを助ける可能性があり、FreeDV のメインtxRxスレッドの優先度を下げられます。

txRxDumpTimingチェック ボックスは、700D での rx の分割問題のデバッグに使用されるコンソールにタイミング情報をダンプします。各数値は、txRxThread が実行にかかったミリ秒数です。

txRxDumpTiming チェック ボックスは、Tx にサンプルを送信する tx FIFO に無料のサンプルの数をダンプします。これがゼロに達すると、txオーディオが分割され、rxは同期を失います。Tx オーディオのブレークアップは、tx 中に “outfifo1” が “Fifo” ラインでインクリメントされている場合にも発生します。FifoSize を増やしてみてください。

テスト フレーム ヒストグラム

この機能は FreeDV 700C のテストのために開発されました。フロントページの「テストフレームヒストグラム」タブを選択します。

「テストフレーム」モードの場合、各キャリアのBERを表示します。各QPSKキャリアには2ビットがあるので、2*Ncヒストグラムポイントがあります。

理想的には、すべてのキャリアが、約同じBER(5000ビットエラーの後に+/- 20%)を持ちますが、txパスでのフィルタリングで問題が発生する可能性があります。1つのキャリアの電力が少ない場合は、より高いBERを持つことになります。このキャリアのエラーは、全体的なBERを支配する傾向があります。たとえば、1 つのキャリアが tx パスの SSB フィルタ リップルによって減衰した場合、そのキャリアの BER は高くなります。これはDVにとって悪いニュースです。

推奨される用途:

  1. テスト フレーム モードでの送信 FreeDV。テストフレームモードでFreeDVでrx信号を監視するには、2番目のrx(または友人を取得)を使用します。
  2. rx SNR を調整して、数% の BER を得ることができます (たとえば、tx の電力を減らす、rx の短いアンテナを使用する、ビームを離れてポイントする、rx RF ゲインを調整する)。
  3. 5000 ビットエラーが発生するまで、エラー ヒストグラムを数分間監視します。キャリアのBERが残りの部分と20%以上異なる場合は、問題があります。
  4. 一般的な問題は、1.0 で 1 つのキャリアと 0.5 で他のキャリアが、不良キャリア BER が 2 倍大きいことが示されます。

ループバックを使用した全二重テスト

[ツール ] – [オプション – 半二重] チェック ボックス

FreeDV GUI は、1 台の PC のみが必要なため、独自の FreeDV 信号を開発またはリスニングするのに便利な全二重モードで動作できます。通常の操作は半二重です。

TxとRxの信号は、サウンドカード間のアナログ接続を介してループバックすることができます。

Linux では、Alsa ループバックモジュールを使用します。

  $ sudo modprobe snd-aloop
  $ ./freedv

  In Tools - Audio Config - Receive Tab  - From Radio select -> Loopback: Loopback PCM (hw:1,0)
                          - Transmit Tab - To Radio select   -> Loopback: Loopback PCM (hw:1,1)

ヒント

  1. スペース・バーを使用して PTT を切り替えることができます。
  2. メインウィンドウを左クリックしてチューニングを調整することができ、周波数スケールの垂直赤い線が現在の中心周波数を表示します。FreeDV は、同期が完了すると、すべてのドリフトを自動的に追跡します。

このドキュメントを PDF に変換する

Linux傾斜の場合:

$ pandoc USER_MANUAL.md -o USER_MANUAL.pdf "-fmarkdown-implicit_figures -o" \
--from=markdown -V geometry:margin=.4in --toc --highlight-style=espresso

用語集

用語 筆記
AWGN 添加ホワイトガウスノイズ – ノイズとフェージングのないチャンネル(VHFなど)
FEC 前方エラー訂正 – 音声コーデックビットを保護するために送信する余分なビット
LDPC 低密度パリティチェックコード – 強力なFECコードのファミリー

リリースノート

V1.7.0 2022年2月

  1. バグ修正:
    • 一部のシステムで、ウォーターフォールが文字化けして表示される問題を解決します。(PR #205)
    • [既定値に戻す] を終了時に以前の設定に戻す問題を解決します。(PR #207)
    • 起動チェック中に PortAudio エラーが発生するサウンドの有効なサウンド デバイスの問題を解決します。(PR #192)
  2. 強化:
    • デフォルトの復元を使用した後に FreeDV を再起動する必要がある要件を削除します。(PR #207)
    • PSK Reporter レポートがオンになっていない限り、メイン ウィンドウに周波数表示を非表示にします。(PR #207)
    • マルチRXモードの場合、モードごとのスケルチ設定をスケールして不要なノイズを低減します。(PR #186)
    • マルチRXがオンの場合、シングルスレッドモードがデフォルトになりました。(PR #175)
    • マルチ RX モードをデフォルトにします。(PR #175)
    • [フィルタ]ウィンドウにマイクイン/スピーカーアウトボリュームコントロールが追加されました。(PR #208)
    • フィルターの UI をクリーンアップし、ダイアログを非モーダルにします。(PR #208)
    • Linux システムでの PulseAudio のオプションサポートを追加します。(PR #194)
  3. ドキュメンテーション:
    • 複数の構成を処理する Windows ショートカットの作成に関するセクションを追加します。(PR #204)
    • PDF イメージの配置に関する問題を解決します。(PR #203)
  4. ビルドシステム:
    • ビルドスクリプトでBashを参照するより移植性の高い方法を使用します。(PR #200)
    • 実行可能ファイルと共にユーザーマニュアルがインストールされました。(PR #187)
    • 手動ではなく CMake によって生成された macOS アプリ バンドル。(PR #184)
    • ビルド スクリプトのステップが失敗するとすぐに失敗します。(PR #183)
    • Windows アンインストーラにレジストリをクリーンアップしてもらいます。(PR #182)
    • Windows インストーラーは、サンプル .wav ファイルをインストールするようになりました。(PR #182)

V1.6.1 2021年9月

  1. バグ修正:
    • 英語以外のシステムで表示の問題を解決するために、PortAudio のデバイス名に UTF-8 を使用します。(PR #153)
    • クリックを使用してメイン ウィンドウの機能を調整する場合のクラッシュを解決します。(PR #157)
    • テスト中に[オーディオ オプション]ダイアログ ボックス内のテスト プロットがハングする問題を解決します。(PR #154)
    • [ツール] でマルチ RX オプションを無効にする->セッションがアクティブな場合のオプション。(PR #154)
    • モノラル専用の TX サウンド デバイスを使用する場合にバッファ オーバーフローを解決します。(PR #169)
  2. 強化:
    • TXとRXの間の移行時にモードインジケータを更新します。(PR #158)
    • 新しい Codec2 reliable_text API を使用するように PSK レポーター機能を更新します。(PR #156, #162, #166, #168)
    • FreeDV が現在の VFO を変更しないように、不要な rig_init() 呼び出しを抑制します。(PR #173)

注: このリリースで始まる PSK Reporter 機能は、コールサインのエンコード方法が変更されたため、1.6.1 より古いバージョンと互換性がありません。

V1.6.0 2021年8月

  1. バグ修正:
    • PTT がリリースされたときの TX 音声のクリッピングを抑制しました。(PR #123)
    • 1.5.3でマルチRXを実装した結果、800XAと2400Bの欠落モードラベルを追加しました。(PR #128)
    • 2400Bを使用する場合のアナログパススルーを修正(PR #130)
    • macOS での応答しないスクロールコントロールを修正しました。(PR #139)
    • オートEQは現在800XAのために働いています。(PR #141)
    • マルチ RX がモードを切り替えた場合の散布図の状態をリセットします。(PR #146)
    • イコライザーコントロールに選択したサウンド デバイスのサンプル レートを使用します。(PR #142)
  2. 強化:
    • 周波数ティックは滝の頂上に移動しました。(PR #115)
    • 低速のマシンでの応答性を向上させるために、ウォーターフォール表示用のレンダリングコードを最適化。(PR #127、#137)
    • スクリーンリーダーの使用中に発生したナビゲーションの問題を修正しました。(PR #121)
    • メイン ウィンドウを水平方向に拡大して短い表示を行えるようにします。(PR #135、#121)
    • 音声キーナーファイルを選択したTXモードのサンプルレートに自動変換できるようにします。(PR #145)
    • マルチ RX: サポートされている各モードを独自のスレッドでデコードします。(PR #129)
  3. 新機能:
    • f/–config オプションを指定して、代替構成ファイルのサポートを追加しました。(PR #119、#125)
    • PTT 入力のサポートを追加しました(例: フットスイッチ)。(PR #136)
  4. ビルドシステム:
    • macOS ビルドには Mac ポート/ホームブリュー ポートオーディオを使用します。(PR #134、#138)
    • ブートストラップ wxWidgets ではバージョン 3.1.5 が使用されるようになりました。(PR #147)
    • Windows ビルドでブートストラップ wxWidgets のサポートが追加されました。(PR #124)
    • Windows 用の更新済み Docker コンテナーは、Fedora 34 にビルドされます。(PR #124)
    • 簡単なターボール生成のための「ディストを作る」ターゲットを作成しました。(PR #152)

V1.5.3 2021年4月

  1. 2020、1600および700C /D/Eの同時デコード(最初に停止を押す必要なく、モードを変更し、もう一度スタートを押す)。
  2. 前述のモード間での現在のTxモードの動的切り替え(セッションを再起動することなく)
  3. メイン画面の右側にあるTxレベルスライダーで、送信出力を微調整します(ALCのクリッピングや他のサウンドカードの無線アプリケーションとの競合を防ぐことができます)。

V1.5.2 2021年1月

  1. ID の代わりにデバイス名を使用するように、サウンド カード構成用の記憶域を更新します。
  2. コンピュータのサウンド カード構成の変更を検出し、デバイスが消えたときにユーザーに通知します。

V1.5.1 2021年1月

  1. PSKレポーターへの報告のための実験的なサポートが追加されました。
  2. オーディオ構成でバグ修正を行い、モノラルデバイスをステレオデバイスと一緒に使用できるようにしました。
  3. ユーザインタフェースと記録/再生機能を調整してユーザビリティを向上させます。
  4. バグ修正と、ボイス キーナーのサポートを向上させるための調整。

V1.5.0 2020年12月

  1. FreeDV 700E、高速フェーディングチャネルで700Dよりも優れたパフォーマンス
  2. FreeDV 700D/700E クリッパーは、6dBの平均送信電力を増加させます

V1.4.3 2020年

  1. メンテナンス リリース (主要な新機能はありません)
  2. wxWidgets 3.1をサポートするための変更 (しかし、windowsのバージョンは、wxWidgets 3.0に対して構築されました)
  3. フードの下で – OFDMモデムがリファクタリングされていますが、freedv-gui操作に影響を与えるべきではありません

V1.4.2 2020年7月

  1. メンテナンス リリース (主要な新機能はありません)
  2. 700D/2020/2400B での改善されたスケルチ/オーディオパススルー
  3. ボンネットの下で – Codec2ライブラリはリファクタリングされていますが、freedv-gui操作に影響を与えるべきではありません
  4. 削除されたプロジェクトホルスのサポート (現在、コーデック2/FreeDVの外で維持されています)

V1.4 2019年6月~10月

  1. FreeDV 2020, プロジェクトホルスバイナリモード.
  2. OFDM モデム集録の改善により、HF フェージング チャネルで FreeDV 700D と 2020 の同期時間が改善され、チューニング時に +/- 60 Hz 周波数オフセットも処理できます。
  3. 修正 FreeDV 700C 周波数オフセットバグ修正, 特定の周波数オフセットで同期を失っていました.
  4. 高速フェーディング/QO-100 チャネル用の OFDM モード (700D/2020) の広帯域幅位相推定と DPSK (ツール オプション)
  5. オートイコライザーを使用した FreeDV 700C/700D の音声品質の向上 (ツールフィルター)

V1.3 2018年5月

  • フリーDV 700D

参照

 

 



UbuntuでのFreeDV SDR設定について

投稿日 by Hiro

このページでは、UbuntuでのFreeDV設定のページのステップを
終わっていることを条件として、
SDRに必要な仮想オーディオの設定について説明していきます。

準備として、Ubuntuパソコンを立ち上げて
端末を開いて下さい。
sudo nano -w /etc/modules-load.d/modules.conf と入力 
パスワードを求められますので入力して

snd_aloop と入力して下さい
Ctrl+Xで保存 終了します。

次に sudo nano -w /etc/modprobe.d/sound.conf と入力
パスワードを求められますので入力して編集に入ります。
今まで書かれていた部分に
options snd_aloop index=1 を追記
Ctrl+Xで保存 終了します。

再起動して 
端末を開いて 画像のような項目があることを確認して下さい
loopbackデバイス、USB Audio CODEC、HDA Intel PCH 
各デバイスが表示されている事を確認されて下さい。

端末に cd freedv-gui
./build_linux/src/freedv として ソフトを起動
FreeDVのAudio Configの中にLoopbackの項目が
反映されていることを確認して下さい。(hw1,0)(hw1,1)どちらなのかは
環境によって変わります。

FreeDV 受信側AudioConfigをOKとしてPTT Conigを開きます。
ここでの設定は、FreeDVをSDRと組み合わせて受信モニター
(受信機)として使うための設定です。

Use Hamlib PTTから Use Serial Port へと変更します。
OKとして、一旦FreeDVを閉じます。

端末から、alsamixerと入力して、F6キーを押して
サウンドカードを選択でHDA Intel PCHとします。
Master以降の項目を下の画像程度のレベルに設定します。

次にカーソルキーで右側へ移動LoopbackがEnableになっているか確認します。
Disableになっているときは、選択をして↑とする事で有効(Enable)になります。

F6を押して、サウンドカード選択でLoopbackを選択
下部にMMと有るときはMキーを押してミュート解除
↑↓キーでレベル調整をします。
設定が終わったらEscで終了します。

FireFoxブラウザを立ち上げ、URLにKiwisdr.comと入力、サイトが開いたら
List of receivers rx.kiwisdr.comの項目を探してクリック
Search欄にjapanと入れて、国内の受信サーバーを表示させます。

KiwiSDRで国内の任意の受信サーバーを選択して、
端末を開いて、FreeDVを起動させてAudioConfigを確認後
スタートさせてFreeDV信号を受信したときの画像が下の画像に
なります。受信時の音量調整などは、設定からサウンドで行います。


SDRPlay, RTLSDRのリンクを張っておきます。
また、詳しい情報がありましたらお知らせ下さい。
ラズパイ 3B+と 受信機 SDRplay RSP2でリモートSDR(ソフト無線)環境を構築 (rs-online.com)
UbuntuへのRTL-SDRのインストールにハマった件 | SDRでADS-Bとか、フライトシムとか。 (darumaya.ddns.net)



現在のバージョンについて

投稿日 by Hiro

新しいRADEモードを含むFreeDVの2番目のプレビューリリースです

FreeDV-2.0-devel-2025-1-30版
リリースされたバージョンにおいて、
音質の改善されたRADEモードがあります。
占有周波数帯域幅は1.6KHzとなります。
日本国内で7MHz帯での運用は、RADEモードを使っての
7.200MHzでの運用はしないようにお願いします。
理由は7.196MHzでの唯一AM局運用に支障があるためです。
FreeDVの開発元では、7.177MHzとアナウンスがされていますが
FreeDV Reporterを見ながら、他のSSB運用局に混信を与えないように
運用してください。
これは、新しい RADE モードを含む FreeDV の最初のプレビュー リリースです。
RADE の開発の詳細については、FreeDV Web サイトのブログ投稿をご覧ください。

  • https://freedv.org/davids-freedv-update-feb-2024/
  • https://freedv.org/davids-freedv-update-march-2024/
  • https://freedv.org/davids-freedv-update-april-2024/
  • https://freedv.org/davids-freedv-update-may-2024/
  • https://freedv.org/davids-freedv-update-june-2024/
  • https://freedv.org/davids-freedv-update-july-2024/
  • https://freedv.org/davids-freedv-update-august-2024/
  • https://freedv.org/mooneers-freedv-update-august-2024/
  • https://freedv.org/mooneers-freedv-update-september-2024/
  • https://freedv.org/davids-freedv-update-september-2024/

  • RADE 信号の受信中に信号対雑音比 (SNR) が表示されるようになりました。
  • 受信した信号は、1秒に1回、FreeDV Reporter(コールサインなし)に
    報告されるようになりました。コールサインが受信されると(送信の終了時)、
    そのコールサインはFreeDV ReporterとPSK Reporterの両方に報告されます。
  • RADEで同期インジケータが緑色に変わるのを防ぐバグを修正しました。
  • Visual Studio 再頒布可能パッケージがインストールされました
    (PC にまだインストールされていない場合)。
    (これは、FreeDVが使用するPythonパッケージに必要です。
  • RADE モードで Request QSY ボタンが有効にならないバグを修正しました。
  • RADE は、UI と FreeDV Reporter で RADEV1 に名前が変更されました。
  • macOSバイナリが署名および公証されるようになったため、
    以前のビルドでの回避策が不要になりました。
  • RADE の実行中に FreeDV が終了時にセグメンテーション違反になる問題を修正しました。
  • Python ファイルがプリコンパイルされ、起動時間が短縮されるようになりました。
  • コア RADE コードが C 言語になりました (Python ではありません)。
  • アンインストーラは、Pythonの後に完全にクリーンアップされるようになりました。
  • オーディオチェーンは、オーディオ品質を向上させるためにクリーンアップされます。
  • README が更新され、Linux の手順が明確になり、RADE サポートで
    自動ビルドするスクリプトへのリンクが追加されました。(ありがとう!
  • メイン ウィンドウに表示される最大 SNR は、実際のテストを反映して 40 dB になりました。
  • バージョン文字列の “devel” は “dev” に短縮され、2 番目のプレビュー ビルドを
    反映するために “dev2” にインクリメントされます。
  • マルチ RX モードはサポートされていません。RADEを選択して[スタート]を押すと、
    それが作業できる唯一のモードです。停止して別のモードを選択し、
    既存のモードでFreeDVを再び開始する必要があります。
  • 現在、スケルチはRADEで無効にすることはできません。
    現時点では、スケルチを無効にすることが可能かどうかは不明です。
  • コンパイルの問題により、2020/2020B モードは無効になっています。
  • 現在、Windows ARM ビルドはありません。これは、将来のプレビュービルドに
    含まれることを願っています。その間、64ビットのIntel / AMDWindowsビルドを
    使用できる場合があります。
  • 最小ハードウェア要件は完全には説明されていないため、
    現在、システムでは RADE を使用できない場合があります。
    将来計画されている最適化により、これが改善される可能性があります。
  • 以下のビルドは、以前のリリースよりも大幅に大きくなっています。
    これは、PythonとRADEが必要とするモジュールを含める必要があるためです。
    計画的なC/C++への移植は、最終的にはPythonの必要性を否定するでしょう。
  • Windows ビルドには Python が含まれていますが、RADE に必要なモジュールは
    含まれていません。インストールプロセスの一環として、
    FreeDVに組み込まれているPythonのバージョンは、必要なモジュールを
    ダウンロードするためにインターネットに出されます。
  • 開発は迅速に行われると予想されるため、これらのプレビュー ビルドの
    有効期限は 6 か月 (現在は 2025 年 7 月 30 日) です。
  • 32 ビット Windows は、RADE と連携できない可能性が高いため、サポートされなくなりました。
  •  

利用可能なバイナリリリース: FreeDV.orgのサイトのダウンロードリンクを張ってあります。
Windows
FreeDV-2.0.0-dev2-2025-01-30-607dec1d-windows-x86_64.exe
Mac
FreeDV.dm
g

運用に関しての情報は、他のページに整理しています。

FreeDV に新モード(RADE) 驚異の音質のよさ : JE3PRM のblog


オーディオ設定について書かれている方の情報がありました
リンクを張っておきます。 JA1KIHさんのサイト

OmniRig にシリアル PTT を有効にします。(PR  #619 )
OmniRigのセットアップについては、ここでの説明は割愛します。
こちらのリンクを参考にしてください
https://bunpro.shop/omni-rig-setup
下の画像のメニューは、Tools>CAT and PTT Configで開きます。

Icom IC7300のPTTコントロール設定参考情報については
向島ポンポコ日記JA4JOEさんのページを参考にしてください
https://ja4joe.livedoor.blog/archives/13177378.html
FT991Aの設定についても書かれています。
https://ja4joe.livedoor.blog/archives/28020735.html
Icom IC7100の設定については
FreeDVをやってみよう のサイトを参考にしてください。
https://todo.vc/anotherdecade/2022/20221005_freedv 




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